青カビタイプ
青カビの作用から大理石模様に見える「青カビ」タイプ、別名をブルーチーズとも呼びます。 中でも有名なものは、世界三大ブルーチーズと呼ばれる、 自然の洞窟の中で熟成される『ロックフォール』、女王陛下のお気に入り『スティ ルトン』、そしてパスタなどの料理にも使われる『ゴルゴンゾーラ』です。 やさしい味からピリリと刺激的な味のものまで、幅広い種類がありますが、全体的に塩分含量が他のチーズと比べると高めです。 味が強く、チーズの中でも独特な風味を持つものも多いですので、苦手に思われる方も多いのですが、 この個性に触れてチーズ好きになった、と言われる方もいらっしゃいます。 ピザに使うとクセがありますが、それがなんともいえなく美味しいです。 強い風味に負けないような、しっかりとしたワインが合うようです。 【製法】 ○熟成は内側から外側へ進みます。 ○ミルクに乳酸菌とレンネットを加え、凝固したものから、水分(ホエー・乳清)を除いたものに青カビを混ぜます。 青カビの生育には空気が必要なため、空気を求めて外へ外へ広がります。 【食べ頃】 ○一般的に、食べ頃のチーズが輸入されるので、あまり、食べ頃に気を使わなくてもよいでしょう。 ○カビが均一に入り、切り口につやがあるのものがよい状態です。 【食べ方】 ○青カビ初心者の方は、やさしい味のものからお試しください。 『ゴルゴンゾーラ』などがオススメです。 塩気や刺激的な味が気になる方は、無塩バターと一緒に味わって頂くと、マイルドな美味しさに変身します。 ○塩気が強いものが多いため、料理のソースにもご利用ください。 食べ残してしまった際の活用法としても便利です。 ○食べる30分前には冷蔵庫から出して、室温に戻しておきましょう。 風味がよみがえります。 また、青カビの色が鮮やかになり、カビ自体の味も良くなります。
2009.06.21