セミハードタイプ
色も形もさまざまですが、一般にチーズと言えばこの「セミハード」タイプを思い浮かべられる方も多いでしょう。 ピザ用に、サンドイッチに挟んで、プロセスチーズの原料に、 と様々な所で登場してきます。 製造工程で、ソフトタイプのものに比べてプレスを強めにかけているため、 固形のしっかりとした組織となり、その分だけ熟成もゆっくりと進みます。 このため日持ちもして、扱いやすいチーズと言えるでしょう。 代表的なオランダ産『ゴーダ』などを始めとして、 マイルドな食べやすい味わいのものが多くなっており、 チーズ入門編にはピッタリでしょう。 【製法】 ○細菌により内部熟成させます。熟成は穏やかにすすみます。 ○ハードタイプとは異なり、加熱しないで、自然熟成のもと水分調整をします。 【食べ頃】 ○熟成が緩やかなため、比較的日持ちが良いチーズです。 それほどの長期保存でなければ、味の変化も少なめです。 ○管理が悪いとカビがはえてしまうこともありますので、 こまめにチェックしましょう。 【食べ方】 ○そのまま食べてもチーズらしい旨味を味わえます。 他のタイプのチーズと比べて強烈な個性はありませんので、 初心者の方にも、安心して召し上がって頂けます。 ○食べる30分前には冷蔵庫から出して、室温に戻しておきましょう。 風味がよみがえります。
2009.07.10