貧困女子
最近テレビなどマスコミで”貧困女子”なる言葉をみます。 独身女性で一生懸命働いても、生活もままならない、将来に希望も持てない女性のことを言うそうです。 確かに厳しい時代になっているかとは思いますが、 基本的には戸別の問題ではないかと思うのですけどね。 ただ言えるのは、 底辺の労働者の年収が少ないのはサクシュされているからではなくて、 その人の仕事そのものがそれだけの対価に見合うだけの仕事しかしていないからではないでしょうか。 今、製造業は中国やベトナム、タイなどどんどん海外に流れていってます。 タイの洪水であれほど日本の会社が出て行ってしまっている現実にちょっとびっくりという人も、 多かったのではないでしょうか。 いくら中国やベトナムの低所得労働者の国ではないよ日本は、と言ってみても、 海外に移しても良いような単純労働をしていては高賃金など得られるわけはありません。 国は、労働者を守るという錦の御旗の元、どんどん規制をして労働者保護を進めているが、 やればやるほど、国内から企業が逃げ出し、かえって雇用が減少してしまう。 モノにも労働力も、需要以上の価値は生まれません。 これは共産国家でない日本なら市場経済として自然の流れです。 それを国が最低賃金なる法律をはじめ、雇用者側にばかり負担を押し付ける現状はいかがなものかと思う。 今は”蟹工船”の時代じゃ無いのです。 経営者は労働者を不当にサクシュして自分ばかり儲けているなどということをベースに、 日本の労働関連の法律は出来上がっていますが、現実はどんどんすすんで、 そんなことをやっている間に、日本は、も抜けの空です。 貧困男子や貧困女子だけの国になってしまう恐れも十分あります。 そんなことをやっている片方で、生活保護を受けている人々が200万人を超えて、 その支給額や3兆円というのですから、 この国は、どうにかなってしまうと心配するのは私だけでしょうか。 民主党なんかは論外だが、自民党になったとしてもまだまだこの現実が続くだけではと嫌になりますね。 やはり、橋下氏以外にはなんともならんのでしょうかねぇ。。。。
2012.04.03