983兆円の借金
財務省が発表した。 日本の借金がふくらみにふくらんで983兆円。 不思議なのは、えんえんとふくらみ続けてる借金がどうやってそうなったかを誰も疑問に思わないことだ。 通常の会社ならこうやって借金が膨らみ続ければ、会社が倒産してしまうから、 なんでこんなに歯止めなく借金が増殖するのかを必死で考える。 そして、方策は二つ、売上を上げるか人件費などの経費をけづるかそれしかない。 が、中国などの台頭で低賃金労働のものづくりに負けて売上を簡単にあげる時代にはない。 そうなると経費の削減だが、いちばんの経費は人件費。 国家公務員の人件費を削減するというような流れはあるが、 地方公務員の人件費はとてもじゃないが簡単には下がりません。 石原都知事の言うようにこの国の仕組みを根本的に変えないと、 坂道をころがるように斜陽国家になってしまうのではないかと、 心配するのは私だけすか? ほんと誰も責任を取らない国というか、 船長に従わないし、船長を船長と認めない人々でこの日本丸がきちんと航海できるわけもない。 自民党政権の利権政治から脱却したと思った民主党政権。 ばけの皮がはがれて素人集団だったわけで、 官僚の思いのままになってしまった。 こうなるとやはり石原、橋下がしがらみのない政権を作って、 この国をもう一回”洗濯してそうろう”と願いたいもんだ。
2012.11.09