4月24日(日)      保険会社のCM?

連日様々な情報がテレビや新聞で流れている。

必要でない情報もあるし、とても大切な情報もある。



TVを見ていると最近、CMで保険会社のものをよく見かける。



要は、震災にあわれた方で保険加入者の皆さん、被害を受けた方、保険会社に連絡をください。

というようなCMだ。



なるほど、保険会社は親切だなぁと、誰もがこのCMを見てそう思う。



だが、ちょっと待てよ。


中には家族全員が津波の被害にあってどう考えても保険会社に連絡を出来ないような人びとや、

親が亡くなって子供たちだけが助かったり、

お年寄りだけが生き残ったというように様々な場面があるはず。



はっきり言って子供たちや、お年寄りが世帯主がどんな保険会社にどれくらいの、
保険に入っていたのか分かるわけもない。


ましてや、親戚の方たちであればどう考えても無理です。



保険会社ははっきりいってこんな状況で保険金の支払いは少なくしたいと考えるのも分からなくもない。

そんなもんですから。



その免罪符として、きちんとテレビで問い合わせしてとCMを流しましたということではないかとかんぐるのは私だけでしょうか。


だって、加入者のデータは保険会社にすべてきちんとあるわけでしょう。

それを、被害に会われた方からの連絡を待っていますというのは、

無責任極まりない態度ではないだろうか。



あれほど、生命保険などの勧誘にお金も時間もかけて契約者をかき集めた保険会社、

毎月の保険金の納入データなどあっという間に分かるわけで、

ましてや被災地がどこかも分かるのだから、

コンピューターで照らし合わせれば、どの方が保険の加入者でいついつ金を払っているというような情報すぐ分かるでしょう。


保険の加入に保険のおばちゃんなどを使い捨てにして勧誘してきた熱意を、
保険金支払いの責任を果たすことに全力をつくせと言いたい。




でも、それをテレビCMでお金をかけて”被害にあったら連絡くださいね”とは。。。。。



なんか、バカヤローと言いたいような気分だ。



この震災で沢山の方々が悲しい思いをしているわけだが、

こうやって”おためごかしに”一見親切ふうに言いながら、

結局自分達の利益しか考えていなくて、

しかも、なおかつ善意のカタマリなどというような会社に絶対だまされてはいけないということを感じたCMでした。



2011.04.24:maruge:[☆ジローのひとり言]

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