チーズ発祥の時期や場所ははっきりとした記録や資料がないので不明ですが、
ルーツは意外にもヨーロッパでなくアジア(モンゴル)と言う説が有力だそうです。
しかし、モンゴルで作られていたチーズは、加熱濃縮して凝固させる硬質チーズ(ホロート)や、
酸で凝固させる軟質チーズ(ビヤスラグ)です。
それに対し、酵素で乳を凝固させる方法で作るチーズがアジアから中近東、
トルコ、ギリシャを経てヨーロッパに伝わりました。
これが現在私たちがごくふつうに食べているチーズのルーツだそうです。
ギリシャ神話には(B.C.1000~1500年)ギリシャの代表的なチーズ、
フェタの記述があるし、イタリアのパルメザン、ゴルゴンゾーラもB.C.1000年頃には存在していたそうです。
その後ローマ帝国がヨーロッパに勢力を拡大し、スイス、フランス、
オランダへとチーズ作りも伝わっていきました。
そしてそれぞれの土地の風土や気候の違いで個性の違ったチーズが生まれたのです。
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