プラネタリータイプのミキサーを使わないように指導しています。

このタイプのミキサーは用途が広いので一番使われているようですが、
ピザ生地を練る場合には、このプラネタリータイプのミキサーは生地の温度が上がりすぎるということでグルテンがどうしても出やすくなるのです。
手でねった感じを出すために、スパイラルタイプなどのミキサーを使ってくださいとしています。
最初は私も手ごねで行っていたのですが、
どうも数が多くなるにつれかなりの重労働で、
結局イタリア製のスパイラルタイプのミキサーを導入しました。

名前を「ジローラモ」とつけたのですが、
さすがイタリアというかなんというか、
2回使っただけで早速故障しました。
メーカーに問い合わせてみたら、
どうもヒューズが切れたようで、
それを交換すれば直るということなので一安心だったのですが、
ただし、
そのヒューズを交換するために、
いちいち重い機械をひっくり返して裏ぶたをはずさないと、
そのヒューズが交換できないのです。

どうもひんぱんにヒューズは切れるような感じですが、
もし日本のメーカーだったらヒューズ交換がしやすいような場所に機械を設計すると思うのですが、
そんなことを考えないのがイタリアということなのでしょうか。
それにしてもシンプルな機械ですが、
ピザ生地の仕上がりだけは感動ものでした。
ということで今日はこの機械ジローラモくんを直すことにしましょう。