6月25日(日)     横峯さくらの父

横峯さくらプロが山形に来ているというニュースをテレビでやっていた。

横峯さくらの名前を冠にした練習場が、倒産したカムカム遊園地のあとを引き継いでオープンしたそうで、

それのオープンイベントに来たようだ。


彼女は今年もがんばっているようですが、もうひとつでなんとか韓国勢に対抗してもらいたいものです。



横峯さくらというと、あの有名な彼女の親父を思い出しますね。



もちろん彼女が女子プロとしての今があるのはあの父親の存在が大きいと思いますが、

それにしても彼の発言にはどーかなぁと思わせるものがある。



一番びっくりしたのは”もし女子プロを辞めるのなら今まで彼女にかけた金を全額返せ”というものがある。

確かに女子プロになって活躍するまでゴルフだから、そうとうの金がかかったというのは理解できる。

しかし、それは投資の対象ということではなくわが子の将来を考えてそうしてあげたという親としての想いではないのだろうか。



それを、今まで育てるにかかった金を返せというのだから何をかいわんやである。

もちろん冗談だろうと最初はとったが、どうもこの男本気で言っているようである。


親が子供の成長にかけた金を返せというのであれば、

この横峯ヨシローなる男は自分の親にいっちょうまえになるまで育ててもらったぶんの金は返還したのだろうか。

そうではあるまい。


それなのに、娘には見返りを果たさないのなら、今までかけた金を返せというのは、

親としての心ではなく、投機の対象としての子供ということにしかならないのじゃないかということになる。



自分は親から受けた育ててもらった恩義には報いることなく、

娘からはきちんと金を返せというのはどうも理屈にあわんわけで、

なんとも変な男だと思う(嫌なやつという意味で)。


親が子供にお金をかけても育てるのは愛情があるからで、

見返りを期待して打算で育てるわけではない。


そして、そうやって育てた子供が見返りを求めないで、

そのぶん、次の世代を育てることで返していくのである。


そうやって世の中は循環しているのです。


親から受ける恩恵はあたりまえで返すこともなく、

子供からはきちんと返せではむちゃくちゃだ。


こんな男が民主党の国会議員だそうで、民主党が現在の混乱はやはり人材不足から来てるようにも思える。



まぁ民主党なんかどうでもいいけど、

親から子へ、

そして子供は次の世代を育てる。


そう世の中はなっている。


子供にたかる親なんてどうかしてる。

まぁなんらかの事情がある場合もあるだろうが、

非常事態だったとしても、普通じゃないという自覚は必要だと思う。


その点、石川遼の親はそんな感じがしないぶんまだましかなと思うが・・・


横峯さくらも、この親父から自立しないと、中途半端なことで終わってしまいそうな気がする。

宮里藍のオヤジとも違うようだし、もったいないなぁとこのニュースを見ながら、

そんなつまらないことを考えていました。


以上。
2011.06.26:maruge:[☆ジローのひとり言]

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