いつもくるアメリカ人の青年、英語を学校で教えているという人ですが、
先日も来て、ついに納豆ピザを食べてくれました。
どうだ?と聞いたら、
美味しい美味しいと言いましたが、
この美味しさを表現する日本語のボキャブラリーが無いということで、
じゃあ英語で言うとなんだと聞いたら、
SATISFYなどと言っておりました。
彼とはいろんな話が出来てなかなか面白いです。
日本にきて先生が夜遅くまで仕事をしているのにびっくりしたそうで、
アメリカでは5時になれば先生はさっさと帰ってしまうという。
教師に対して日本のように全人格教育というような責任などはないようで、
なぜ教師が生徒の人生に対してそんなに責任を持たなければならないのか分からなかったそうです。
だから、道徳という授業なんかはアメリカ人からするとクレイジーだそうです。
アメリカだったら親が絶対文句を言うに決まっていると言ってました。
自分の子供は親が教育するから学校からそこまでの価値観を押し付けられるなどというのは絶対認めないと言われるはずだと言ってました。
だから、子供が例えば万引きなどをしても、
学校には絶対連絡しないそうです。
直接、親に連絡し子供と親と警察の問題になるそうです。
学校はそこまで関与しないそうです。
じゃあ教師はなんだと聞いたら、
あくまでも勉強を教える技術者というようなとらえ方のようですね。
だから、あまりアメリカでも教師の給料も高くないこともあり、
日本ほど教師ということで尊敬されるようなことはない。
教師が犯罪を犯したとしても、新聞沙汰になったりはしないそうです。
親が子供を教育するのはそりゃ当然かもしれないが、
道徳的な教育をきちんと全ての親が出来るのかなと思ったら、
彼いわく、
アメリカではそれを補うのが宗教だろうと言ってましたね。
なるほど。
一週間に一度親と教会に行き牧師の話を聞き、
子供達は宗教的な価値観を通して当たり前な人間に育っていくということのようです。
だから、牧師は尊敬もされ、なにか不祥事でも起こすと大変なことになると言ってました。
日本では七五三は神社だけど、結婚式はキリスト教で、死んだら葬式は仏教というのは、
私たちからすると何だかよく分からんと申しておりました、彼は。
まだまだ面白い話をしましたが、
彼は私に何かはまった食べ物は?と聞いてきたので、
”最近は山形のケンチャンラーメンだなぁ”と教えておきました。
最近の私の中のマイブームなもんですからね(^_^;)
帰り際に、
日本だと”お疲れ様~~”と言って、相手をねぎらって帰る言葉があるが、
アメリカではなんと言うんだと聞いたら、
シーユートゥモローと言うというので、
そりゃまた味気ないんじゃないと言ったら、
そうでもなく、
”また明日良いことあるといいね”とか、
”また明日、あんたと会えるのが楽しみだよ”というような意味合いもあるそうです。
なるほどなぁ・・・
聞いてみないと分からんもんだと思いましたね。
そんなことでいろんな話をしながら楽しく仕事をしています。
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