HOME > 美味いものあれこれ

■板場のエイリアン■

  • ■板場のエイリアン■
「花鮮ゆうき」さんの板場で遭遇したエイリアン、こいつが誰だか判りますか。
そうです、出雲神話に出てくる因幡の白兎ならぬ板場の鮟鱇アンコウです。
皮を剥がす前ではあまりリアリティがないので丸裸にしたところでパチリ。
痛くて泣いていたところを大国主命に救われる白兎とはまったく逆の運命を辿るアンコウ君ですが、身ばかりでなく皮や肝までも余す所なく美味しく食されて、きっと成仏してくれる事でしょう。
2007.12.23:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

◆新蕎麦とひやおろしを楽しむ宴◆

  • ◆新蕎麦とひやおろしを楽しむ宴◆
今年も新蕎麦の季節がやってきましたよ、蕎麦前はもちろん今が旬の「ひやおろし」という事で先日楽しむ宴を開催しました。
会場はいつもお世話になっている「そばきり八寸」さん。
さてさて今回はどんな美味しい蕎麦前が出てくるんだろう。
参加者一同、期待が高まりますが、その前に恒例のお酒のご紹介です。
先ずは左から雅山流 純米大吟醸ひやおろし楓月、流石の風格バランス最高!、続いては地元長井が誇る惣邑 純米吟醸のスペシャルバージョン斗瓶取り雫酒、秋上がりした旨味が口中に広がります、この日只一点の県外酒は京都伏見の銘酒、月の桂 純米吟醸ひやおろし 琥珀光、なんと優雅で趣きあるネーミングと感心しますがお味の方も当に優雅に切れて行く印象、しんがりは秋限定出荷の熟成酒、出羽桜 本醸造三年古酒 枯山水、淡麗で繊細な味わいはヌル燗で本領発揮、嗚呼し・あ・わ・せ~。
ちょっと前振りが長くなっちゃいましたが書いているのが「酒屋おやじ」なもんで平にご容赦願います。
さてさて楓月で乾杯の後は先付けの蕎麦焼味噌、雲丹のやまかけ、馬刺しのユッケを肴にひやおろしの呑み比べ。
いやはや酒呑みには堪えられない一時ですねぇ。

◆秋の味覚◆その2

  • ◆秋の味覚◆その2
得意先の居酒屋、‘炭火焼き 花善’さんで配達の際に試食した芋料理2品です。
手前がイカと里芋の煮付け。
出汁、醤油、みりん、清酒、砂糖で炊かれていますがザラメの砂糖を使うのがミソで、清酒は何と〆張鶴の月を使用。
里芋は土芋を洗って手剥きした物だそうで水芋で売っている物とは美味しさが違うのだとか。
なるほど里芋の甘さが品良く、イカの風味とマッチしていましたね。
そして後方は大学芋です。
薩摩芋を蒸かして一度素揚げしてから出汁と蜂蜜で絡ませるのが花善風なのだそうで、大学芋は通常水飴に絡ませるのが一般的なのだとか。
なるほど妙に甘すぎずこれならお酒のアテにもOKですね。
秋はお芋が美味しい季節ですが、こんなさり気ない料理にもプロの隠し技が使われていて益々お酒が進みそう。
先ずは一杯のお通しに嬉しい逸品だなぁと感心しました。

ヤマちゃん、どうもご馳走様でした。
2007.10.26:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

◆秋の味覚◆

  • ◆秋の味覚◆
母の友人からアケビを頂戴したので家内が早速調理してくれた。
我家の定番のアケビ料理です。
種を取り出しそのスペースに挽肉と茸の味噌炒めを詰めて油で焼いた物。
大きな物は干瓢で縛ってますが小さな物は何と爪楊枝で串刺しにして固定してます。
やはり焼きたての熱々が美味しくて甘辛の具とアケビのほろ苦さのコントラストがたまりません。
でもこのほろ苦さが子供達には不評のようで箸を出そうとしません。
大人になると判る味覚の一つなんでしょうね。
只最近はビールの苦さも理解できない偏った味覚の若者が増えているのだそうでちょっと心配です。
甘、辛、酸、渋、苦の五味のバランスの妙で成り立っている日本酒の味わいなどは偏った味覚では理解できないですものね。
話しが逸れてしまいましたがアケビはこちらの地方では種を捨てて皮の部分を食べます。
地方によっては種の甘さを楽しんで皮は捨ててしまう所もあるそうですね。
あ~もったいない・・。
さてと、今宵も日本酒で乾杯と行きますか(^^♪
2007.10.17:maru8:コメント(0):[美味いものあれこれ]

◆名産地 時沢の大粒ぶどう三昧セット◆

  • ◆名産地 時沢の大粒ぶどう三昧セット◆
10/5 秋晴れの午後、ご予約頂いた時沢産「大粒ぶどう三昧セット」を引き取りに車を走らす。
約40分、高畠町時沢は置賜盆地の奥にひっそりと佇む山際の集落といった印象のぶどう棚が広がる静かな所。
ぶどう名人の山川さんに勧められ今年チャレンジしたという種無し高尾を試食する。
芳醇な香りを伴ったジューシィな果汁と弾力のある果肉が口中に口福感をもたらす。
来年は収量を増やし皆さんにも味わってもらいたいと話す山川氏の言葉に飽くなき向上心と情熱を感じる。
この人は根っからの職人なんだなぁとしみじみ思う。
ロザリオビアンコ、ロザリオロッソ、巨峰に安芸クイーン、赤嶺と今年も自慢の大粒ぶどうの三色が詰ったセット箱を積み込んでとんぼ返りの帰店。
帰路の車内には溢れんばかりのぶどうの香りが広がってもう~最高の極楽ドライブ(^^♪
予約頂いたお待ちかねの皆様、今日の午後か北海道と関西以南の方には明日にはお手元に到着しますので~。
この連休はのんびり‘ぶどう三昧’と洒落込んでくださいな。
2007.10.06:maru8:コメント(2):[美味いものあれこれ]