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◆一輪の花◆

  • ◆一輪の花◆

日中の気温も大分下がり清々しさを感じる今日この頃、間もなく10月ですね。

朝のウォーキングのコースに入れている「あやめ公園」でも秋を感じさせる萩が可憐な花を咲かせています。

そんな秋色が濃くなる公園で目に留まったのがこちら。

 

 

(@_@)... ??  ひょっとして○ヤ○か? ん、けど今9月だよな。

 

 

間違いない、アヤメの花だぁ。

 

 

今までも季節外れのひっそりとした時期に咲いているアヤメは毎年観ていたとは云うものの、まさかこの時期に咲く光景は初めて。

度肝を抜かれたこのアヤメ、根本の品種を書いた木札には「蛇の目傘」と記してありました。

そして頭に浮かんだのが「相田みつを」の名言の中の一節、「花には人間のようなかけひきがないからいい、ただ咲いてただ散ってゆくからいい」。

まさにこの一節を地で行く堂々とした咲きっぷりはお見事としか言いようがありません。

広い畑にたった一輪咲いたこの花の我が道を行く潔さに心洗われた気が致しました。

 

 

 

2015.09.29:maru8:コメント(0):[季節の草花]

◆梅の園◆

  • ◆梅の園◆
連休も後半に向い低温が功を奏してこれまで枝に留まっていた花が今にも桜吹雪になりそうな長井の郷です。

連休前半は沢山の方々にご来店頂き、お蔭様で連日忙しくさせて頂きました。

遠方からのお客様も多く、いつもは通販でご利用頂いている方が旅行の途中にお立ち寄りになるケースもありました。

店頭の暖簾をバックに記念撮影でお客様と一緒にカメラに収まるのは少々気恥ずかしいのですが、旅の想い出に当店まで足をお運び頂いた事を思うと本当に嬉しく感謝の気持ちで一杯です。

さて桜は見頃を過ぎましたが可憐な花を開いた見事な梅林を見つけましたよ。

趣のある案内板によれば60種もの梅が植えてあるのだとか。




それではいつものように時計回りでサラリとご紹介。

先ずは残雪の葉山をバックに咲き誇る数々の梅花。

風流なお休み処まで設置されていますのでお弁当を広げてのお花見もお手軽にできますね。

珍しい枝垂れ梅や一つの樹木から紅白の花が開いた梅もあります。

こちらは堤防の上から望む梅園、その先は最上川です。

最後は向かって桜大橋方向、左手は最上川フットパスの遊歩道、遠くにタスビルが見えますね。

偶々散歩していて遭遇したこの梅園、管理者も居らず入園無料なのに余り知られていないのか人影は殆どありません。

所在地は最上川の堤防沿い、整備されたフットパスの宮船着場跡から南に数十メートルの道沿いです。

明日からは気温も上がりまずまずの行楽日和との事、八十翁が手塩に掛けた見頃の梅園にどうぞお出掛けください。
2013.05.03:maru8:コメント(0):[季節の草花]

◆満開のあやめ花◆

  • ◆満開のあやめ花◆
開花が遅れ公園開きも一週間遅らせてのお祭りとなった長井のあやめ祭りでしたが、ようやくほぼ満開となりました。

桜に始まり、白つつじ、あやめ、そして萩と続く長井の花観光。

桜も、白つつじも開花が遅れ、ようやく咲いたと思ったら一気に散ってしまった感がありました。

おそらく今年の「あやめ」もご多分に漏れずという予感がします。

長井の郷の初夏を彩るこの美しい光景を子供の頃からずっと観て育ったからか、この時節が来ると幼かった頃の想い出が甦ります。

爺ちゃんにおねだりして出店のオモチャ屋から「よっこりひょうたん島のプラモデル」を買ってもらった時の嬉しさとか、綿飴を作るザラメの甘い香り、どんどん焼きのソースが焦げた芳ばしい香りなど。

できる事ならもう一度あの頃に戻ってみたいものです。

さて「あやめ祭り」の様々なイベントも今日がピーク。

華道家の假屋崎省吾氏のフラワーアレンジショーを観てきました。



フラワーアレンジショーの途中で活けた作品が風で倒れるアクシデント発生。

それにも慌てる事無く落ち着いたトークで対応、流石はその道の一流人ですね。

そして一から活け直すという真摯な姿勢に感銘を受けました。(^^♪

2012.07.01:maru8:コメント(0):[季節の草花]

◆ぶらり置賜桜回廊◆

  • ◆ぶらり置賜桜回廊◆
連休もいよいよ終盤、後半はお天気も回復して良かったですね。(^^♪

店頭には爽やかな風に乗ってお隣の公園の桜の花びらが舞い込んで来ています。
間もなく桜吹雪を目にする事になるんでしょうね。
そんな店頭にも連日お客様がお越しくださり盛況の中に‘こどもの日’を迎えております。
本当に有難い事です。
さて昨日、山の神より許可を得て小一時間のミニツーリングと洒落込みました。
お天気は上々、チョイと風が強いのが玉に瑕でしたが。
向かった先は勿論、桜回廊古木廻り、先ずは一気に南下して白鷹町の山口地区までヤデちゃんを走らせました。
どうですか、牧歌的なという表現が当にぴったりな絵じゃありませんか。
これぞ山里の春景色、十二の桜を遠巻きに眺めてパチリです。

天気良し、エンジン快調、おまけにどこも満開、桜名所を廻る旅の始り始まりぃ。



先ずは十二薬師堂がその名の由来という樹齢400年の‘十二の桜’。
畑の只中にあるその桜を囲んで小さな桜公園が整備されていました。
地元に愛され大切にされているのが伝わります。

下へ行って‘釜の越桜’。
こちらも樹齢800年の古木、樹下に三個の巨石があり、八幡太郎義家が竈を築き兵糧を炊いたという伝説が残っているとか。

更に下へ行って葉山神社の敷地内にある白兎の‘しだれ桜’。
日本三十三枝垂桜の一つだそうです。

お隣に移って‘草岡の大明神桜’。
数年前に国指定の天然記念物となった名木、伊達政宗が鮎貝の初陣に敗れこの桜の洞に隠れ難を逃れたという由緒ある桜です。

上に行って、ご存知‘伊佐沢の久保桜’。
樹齢1200年のエドヒガンサクラの名木、坂上田村麻呂と土地の豪族久保氏の娘との悲恋の伝説が残っています。
こちらも国指定の天然記念物。

最後は最上川千本桜をバックに愛車YDS6のヤデちゃん。

どこも震災の影響など感じられない程の人と車で大賑わいの中、ツーサイクルツインの軽快なサウンドを楽しみながらの名木見物。
渋滞なんかお構いなしで移動できるのはオートバイならでは。(^^♪
とっても贅沢な一時を満喫できました。
おかあちゃんありがとね。
2011.05.05:maru8:コメント(0):[季節の草花]

◆夏の花◆

  • ◆夏の花◆
若い頃には目に入らなかった花なのにそれを目にすると夏を実感する花がある。

夏の青空に憎いほど映えるショッキングピンクの‘百日紅 サ・ル・ス・ベ・リ’の花。

何年か前の夏、菩提寺の境内で満開の花を咲かす‘猿滑’を見た時の印象が脳裏に刻まれたのだろう。

画像は高畠町和田で羽陽錦爛を醸す後藤康太郎酒造店の酒蔵前でのワンショット。

静寂に包まれた夏の酒蔵と満開の猿滑、何とも素適。

そんな夏を感じさせてくれる‘猿滑’、この夏は違う色の花もある事に気が付いた。



ご存知よく見かける濃い桃色、そして純白、更には淡紫、花の色が違うだけで受ける印象も変る。

まるで違う花を見ているようでさえある。

オマケは生ビールの樽の谷間で涼を摂る愛猫アム君。


「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子


まるはち酒店コマーシャライザー
2010.08.10:maru8:コメント(2):[季節の草花]