内容:現状に満足していない。将来に不安を抱えている。別に不満も不安も抱えてないけど、もうひと花もふた花も咲かせたい・・・こんな思いは抱いているが、行動に移せていない貴方。そんな貴方にとって本書はすぐに、何が今の自分を創り上げているのかと問題に意識を向けることができ、自分の棚卸しをすることができる。
問題に意識を向ける一例とし、具体的に数字で表現したり、著者流「すごい自分」の育て方として、読書法,モチベーションの高め方等記されているので、自己啓発に目覚め始めた方には面白い一冊。
目からウロコ!:『開心』(中国語) = happy = 幸せ
『閉心』(中国語) = unhappy = 不幸
幸せとは自分と他者の間、社会に対して心が開いている状態。
幸せをどう受容するか、どう受け取るか、そのセンサーが曇らずに
開いている状態が幸せなんだ。
お薦め度:★★(☆五つ中)
分かりやすい自己啓発方法や能力棚卸し100リストは感心したが、
少しインパクトに欠ける。
感想:本を購入したのが2005年。その当時仕事は大好きだったが、店舗を構えることにより自分が身動き取れない状況だったことに違和感を感じ始めていた私は、新しい目的もあり、5年間続けてきた店舗を閉店。
(その時期にこの本をamazonより入手。すぐにでも読もうと思ったが、なぜか気が進まず本棚の奥へ。
そして、今回何気にとった一冊だった。。。)
読み終えて納得。
自分が体験してきたことが書かれてあったのだ。
組織に属せず5年。年も30過ぎているから自分はもう組織には就職できないと勝手な思いを持っていた自分は将来に不安も抱え、どうしたものかと悲観的に思っていただけなら、きっと今の自分はいなかったと思う。
不安を一掃するくらいの前向きな”考え方”と”行動力”
ただそれだけで、仕事の話が舞い込んできた(偶然かもしれないが、人との出会いはシンクロだったと思う)
あれから仕事を2つ変わり、今も組織に属して楽しく仕事をさせていただいている。
そして、企業⇒自営⇒企業とどちらも経験してきた私がいえるのはサラリーマンも自営も一長一短。
どちらも経験し、喜びも悲しみも楽しみも苦しみもどれも人以上に体感できたことが財産であり、それを改めて認識させてもらった一冊だった。
~ marioからのメッセージ ~
”やる?” それとも ”やらない?”