【致知4月号】致知出版社

      対談 五木寛之&松原泰道 ~釈迦が歩いた道~ 


お気に入り:☆登山は登って終わるものではなくて、もう一度その麓まで降りて
       こなければいけない。これは人間も同じで、ある年齢からゆっくり
       優雅に落ち着いて下山していかなければいけない(五木)

      ☆(いつもニコニコしている白隠さんに向かってある人が「和尚、
        腹が立たないのですか?と質問したところ)
        「腹は立つけど怒らんだけだ」
    
      ☆『今日為すべきことを明日に延ばさず確かにしていくことがよき
        一日を生きる道である』(一夜賢者の詩より)
       
      ☆人生を豊かにするための三つのKの実行を心掛けている

        ”感激” ”工夫 ” ”希望”  (松原)

      ☆人間というのはめぐりあわせの関係で生きている。そして、人生と
       いるのはめぐりあわせの連続です。そう思えばね、怒る事すべてが
       よき人生の機縁になるんじゃないでしょうか (松原)

感想:幾度となく月刊誌”致知”の定期購読の申込みのボタンを押そうかと
   試みたが「また今度。また今度。」と延ばし延ばしにしてきた私。
   今月は作家五木さんが表紙を飾っていたことと特集タイトルが『人生の
   四季を生きる』とあったので、迷いもなく申し込みボタンを押したのが
   数週間前。
   忘れた頃に我が家に届いた”致知”
   「ドキドキ」と高鳴る胸の鼓動を抑えつつ、ページをめくった。
   捲るたびにその方々の考えや生き様に触れ、かなり触発されてしまった。
   「さすが各界の著名の方々がお薦めする雑誌だな」と感心。
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   今回作家の五木さん&南無の会会長の松原さんは約2600年前も遥か昔に
   お釈迦様が説いた教えを中心に『生きること』について対談されている。
   お二人とも博学多識であり、話のテンポが軽やか!特に松原氏は100歳近い
   のに本当にお元気で何でもご存知でいてとても謙虚な姿勢のお方。
   お二人共人間味溢れるとても素敵な方々なので、お二人の爪の垢を煎じて
   飲めば少しは私も人間力UPかな!?(笑)

   特に素敵だなと感じたところはお二人は【ありのままに】【無理をしない】
   【すべて受け入れる】を実行されていること。
   言葉にするのは簡単だが、利己の気持ちだけで判断していれば、達成し続
   けるのは難しい。
   常にお釈迦様の教え「私の役に立つ」「自分に関係ある人々の役に立つ」    
  「世界に、人類に生命たちに、一般的に役に立つ」を意識し、行動、決断
   していければと思う。


         ~marioからのスペシャルメッセージ~
   
   人は悲しみや苦しみを感じたとき、この現状から逃れたい,救われたいと
   望むが”苦しみは普遍的”。

   仏教では救いは存在しないとされる。

   まずは気持ちを切り換え、自分の好きなことに没頭してみよう。

   始めは気が乗らなくても身体を動かしてみて!!   

   また、良書を読み続けることで貴方の気持ちに変化が起こるよ♪

   Let´s  Try!!
   
2008.04.03:mario:[コンテンツ]