円空風の仏様を彫る

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いつもお店に来ていただいている田沢寺の荒澤和尚より、book book の催しで仏様を彫るのをやるから来てみないか、と言われたのは5月の終わりだったか、6月の初めだったか。丁度火曜定休の昼下がりだったので友達と参加することにした。

行く前に腹ごしらえということで、最近気に入っている東家さんのバラチラシ。年配のご婦人を中心に随分賑わっていた。小鉢、味噌汁、漬物が付いて750円はお値打ちだ。
食後珈琲が呑みたくなり、御廟に移転した珈琲家さんに久々に伺った。天井が高く、中二階のようなところに焙煎機がある不思議な作りのお店。じっくりとネルドリップで淹れたブレンドをしっかり味わう。旨い。

そして会場の田沢寺へ。続々と車が入って来ている。全部で13,4名ほどか。講師の先生は会津若松で仏師をされている新井田慈英先生。先生はお話しが上手で、ぐいぐい引き込まれて特に掘らなくともこの漫談(失礼!講話です)だけでも十分楽しめる内容だった。

さてさて、大荒澤不動から切り出してきた御神木の杉を削るというか、彫るわけだが、先生はスパスパ10分位でお話ししながら完成させる。いきなり木片を見て、下絵なども書かずに彫り上げる。うむ、見事見事!しかもかっこよく優しいお顔がこちらを向いている。

見本を見て彫り進めてみたが、これが面白い。簡単に言えば、ハマってしまった。1作目を彫り切2作目の途中でタイムアウト。お寺のお隣の方が作った木イチゴのジュースの色が目にも鮮やかで優しい味に癒される。

帰りは雨が降って来て、山大生のお嬢さん2人を工学部まで送って行った。

2体目は今も少しづつ削っており、今は木を切り出した大荒澤不動のお札の前に鎮座されているのだ。

2015.06.18:mameichi:[そこいら辺を歩く]

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