忠太の影

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上杉神社が再建されたのが大正12年4月25日です。

この年の9月1日に関東大震災が起こり、織物業界は債権回収不能と着物どころではなくなり大不況を迎えるので、大正時代最後の光彩を放った出来事だったかもしれません。大正14年には大手の買継商がほとんど倒れてしまいます。

さてこのとき設計を任されたのが伊東忠太です。
この人は本当は絵描きというか漫画家というか、そっちのほうになりたい人だったらしく、水木しげるのような妖怪などの絵を多く残しています。

築地本願寺などの階段の踊り場の手すりにも意味不明の生物がおりました。
上杉神社には何か紛れ込んでいるのでしょうか。
この間いったら、手水舎のところにタイガーマスクがおりました。
2010.01.15:mameichi:[そこいら辺を歩く]

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