地震
連日、ニュージランド クライストチャーチでおきた地震の被害が 報道されております。日本からも国際援助隊の方々が現地に入られ 懸命の救助・捜索活動をなさっております。 本当にご苦労様です。 都市近郊の地震は、大変な被害が出てしまいます。 本当に怖いですね。 神戸の大震災では、前兆もなく、無防備な中で起きた地震に6,433人 もの死者がでました。地震の直後に亡くなった方は約5,500人で、 そのほとんどが住宅の倒壊などによる被害者だそうです。 死亡場所は、自宅でなくなった方が87%、病院で亡くなった方が 4%にも満たなかったそうです。 多くの犠牲者が自分の家で亡くなっています。 下表は、死亡者の中で分析可能な3,651人の死亡原因をまとめたものです。 ほとんどが住宅の倒壊によるもので窒息死が54% 圧死が18%、その他内臓破裂や外傷性ショックなどが15%となっています。 その後に起こった火災によって12.4%の人々が亡くなっています。 焼死した方々を含めこれらの犠牲者の方は、建物に倒壊を免れる耐震性 があれば亡くなることもなかったのではないでしょうか。 建物の耐震性・耐久性は、災害時における命を守る大変重要な要素である ことを改めて感じさせられます。
2011.03.01