断熱材の種類とその特徴8
今回も発泡プラスチック系断熱材です。 今回は、いよいよ押出し法ポリスチレンフォームをご紹介いたします。 (弊社で推進しております高性能外断熱住宅 ソーラーサーキットの家 も、 今回ご紹介する押出し法ポリスチレンフォームを使用しております。) 押出し法ポリスチレンフォームは、完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材です。 そのため、熱伝導率が低く 断熱性に優れ たうえに水を吸いにくく湿気も通しにくい性質を持っています。 また、 水に浮くほど軽量 で取扱いが、容易でありながら 圧縮強さ も持っているため加工しやすく、 断熱材を建物の外側に張り付ける外断熱工法や、鉄筋コンクリート構造の打ち込みに適した断熱材です。 水に強く、耐吸湿性 があるため、ビルの屋上の断熱施工や基礎や土間床の断熱施工にも 使用されています。 まさに高性能住宅「外断熱の家」のための断熱材と言えるでしょう。
2013.08.31