木材の話その9

木材の話・・・木材は住宅に適しているのかについて
考えてみます。

木材の肌触りが優しく包みます

ハイハイしたての赤ちゃんが好むのは、木のフローリングです。
それは、木材の肌触りが優しいことを本能的に知っているから
です。カーペットからは得られない自然の感触に触れたい気持
ち、それは大人になっても変わりません。子供部屋を木質の多
い空間にすると落ち着いて勉強できるというのも、私たちに、
こうした木に対する本能的な思いがあるからではないでしょうか。




そういえば、私の家も当時の上司に「子供の部屋は、板張りに
するといいよ、節ありでいいから。それを見ていろんなことを
想像するんだそうだ・・・」と言われて、大工さんお願いして
天井だけ板張りにしました。荒っぽい節ありの板でしたが・・

今は、子供たちも家を出て偶にしか帰ってこないのですが機会
があったら感想を聞いてみようと思います。

2015.11.07:m-seino:[清野 光芳/レポート集]