換気の話2  (良いお年をお迎えください)

前回に続き換気のお話です。

昔は、壁に穴をあけて簡易的な局所換気扇が設置され、主に台所の排気や
トイレの換気などに活用されてきました。



この様な局所換気装置は逆に気密性の高い住宅では、換気扇が回っていても
流入する空気量が少ないので空回りして換気されていない なんてことが、
起こってしまいます。(信頼性にかける換気になってしまいますね。)

現在は、24時間機械換気による2時間に1回の空気を入れ替える換気装置
の設置が義務づけられています。

換気にとって気密性能がとても重要なのは、壁や屋根・床など様々な場所から
漏気があると、確実に換気装置から排気することとが出来ないからです。

隙間だらけの住宅は、気密性能を高めて計画的な換気が出来るようにしないと
劣悪な室内環境になります。(非常に危険出ですね。)



何度も言いますが、断熱・気密・換気は、住宅にとって切り離すことが出来ない
とても重要な要素です。





今年は、今回で最後となりますのでご挨拶をさせていただきます。


本年中は、皆様方に大変お世話になりまして
誠にありがとうございました。

来年も地域の皆様、そして多くのお客様よりご支持を頂けますよう安全・
安心・健康そして環境に配慮した快適な家造りを目指して更なる努力をして
まいります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。
2013.12.30:m-seino:[清野 光芳/レポート集]