今回は、高性能複層ガラスに使用されるアルゴンガスについてです。
アルゴンガスは、電球や蛍光灯の中に封入されているガスです。
空気中に約1%含まれている不活性ガスで、毒性もなく不燃性で人体
に全く影響がありません。
複層ガラスの中にアルゴンガスを封入するのは、このガスが空気よりも
熱伝導率が低く熱を伝えにくい性質を持っているからです。
酸素を遮断することから「シールドガス」とも言われています。
空気よりも比重が重く動きにくいので熱を伝えにくくする効果があり、
複層ガラスの中間層で対流が起こるのを抑えて、断熱効果を高めます。
アルゴンガスはすごいですね~
前回お話した遮熱高断熱複層ガラス(LOW-E)に封入することで
さらにレベルUPです。