『日射遮蔽』のお話
だいぶ天候も良くなり、ここ数日は日中暑いくらいに感じます。 と言うことで、今回は日射熱のお話です。 日射熱は利用できるエネルギー減であると共に、夏季においては 日射遮蔽によって冷房エネルギーを削減することが出来ます。 冬は日射の活用、夏は日射の遮蔽というように、二律背反した働 きが要求されます。その場合、最も重要なのは住宅の断熱性能で、 冬の寒さ対策としてばかりでなく、夏の暑さ対策としても断熱性 能は重要です。 特に開口部性能は夏・冬共に非常に重要で、いかに外皮を高性能 化しても開口部性能が貧弱だと全て台無しになってしまいます。 開口部と日射遮蔽について、そのポイントを抜粋してお話します。 開口部 ○ 日射遮蔽に効果のある窓を選択 ○ 日射遮蔽部材を利用 ○ 庇などを利用した開口部の日射遮蔽 外皮(屋根・外壁等) ○ 屋根材・外壁材に日射遮蔽・日射反射率の高い部材を使用 ○ 小屋裏や屋根の通気措置による日射遮蔽 ○ 外壁の通気措置による日射遮蔽 その他 ○ 照り返しの防止措置 ○ 庭木による日射遮蔽措置、等々 大まかに以上の手法が上げられます。 窓の仕様と外皮の通気は重要です。 夏対策の通気の手法や工夫は、その他にもありますので、是非 弊社展示場にてご確認下さい。 下図を参考にして下さい。
2017.05.21