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木材について考える。

今回は、木材について考えます。

木材は建築用材として優れた材料ですが、同時に腐朽するなどの
様々な欠点も持っています。

木造住宅の劣化原因の多くは、腐朽菌やシロアリ等の生物的なものと、
地震や日射・雨などによる物理的・化学的なものが考えられます。

これらの劣化は、木材特有の欠点と複合して起こります。

劣化を軽減するには、その欠点を取り除くことが必要であり、それを可能にする
ことで木造住宅の寿命は格段に延ばすことが可能となるのです。

今回は、ここまでです。

では、次回はその欠点について考えるの心だ~・・・です。
2010.04.03:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

地震に強い家とは?

地震から命を守るためには、建築基準法で定められた強度あるいは
それ以上の強度が必要なことは、皆さんご存知の通りです。

品質確保促進法では、耐震性能の等級1が建築基準法で定められた
強度です。等級1のレベルでも震度6強から7程度では倒壊しない
水準になっています。

しかし、建てたばかりの強度よりも経年変化による強度がもっとも
重要ではないでしょうか。

所定の強度を保つ為には、土台や柱・梁・耐力壁などの構造躯体が、
しっかりしていなくてはなりません。

もしも構造躯体が、腐朽や蟻害などで痛んでいたら当初の強度は
望めませんね。

そうした、腐朽や蟻害から構造躯体を守るには、
基礎や土台・壁体内において結露の発生しにくい
住宅環境を保つことが肝心です。

住宅の強度を弱める原因の多くに結露が関係しているからです。

では、次回は、その大事部分の構造材である木材について考えます。
2010.03.27:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

環境保護のためにFSC認証材を

我が国は、木質系住宅の建築において「持続可能な森林から産出された木材」
を活用し環境負荷の軽減に努めるような働き掛けがあります。

(木材は本来、再生可能な材料でありますが、熱帯雨林や、乱伐されている森林
から産出した木材は再生可能とは、言い難いです。そこで、持続可能な森林からの
木材の活用を積極的に行い環境保護にも寄与すると言ったところでしょう。)

私も木材を扱う業種に従事しておりますが、全くその通りだと考えます。

家を建てるのにも環境に配慮することは、その家で育つ子供たちの将来のためにも
大切なことだと思います。

そこで、当社で使用しておりますLVL JWOODは、[FSC]の森林認証を受けた
森林に由来する木材製品であり環境配慮型の商品であります。
まさに「持続可能な森林から産出された木材」の活用なのです。

(FSCとは、木材を生産する森林、そしてその森林から切り出された木材を使って
生産・加工を行っているかどうかを認証する国際機関の一つです。FSCは、
森林環境保全に配慮し、地域社会の利益にもかない、経済的にも継続可能な形で生産
された木材を認証するだけでなく、このFSCのマークが入った製品を使うことで
消費者も世界の森林保全に間接的に関与できる仕組みです。)

当社の外断熱の家は、省エネルギー性能で環境に配慮し
「持続可能な森林からの木材の活用」でも環境保護に寄与しています。
私共は、お客様のご理解のもとまだまだ地球環境にやさしいエコな住宅を創造して
してまいります。
2010.03.22:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

住宅を気密化すると息苦しいのでは?

建築雑誌に「エコ改修で窒息しないですか?」と言う記事が載っていました。

その内容は、

エコポイントの説明会の時に省エネ基準を満たす住宅のイメージのイラストから息が詰まる密閉空間を想像し、
不安を感じた消費者の方が、
「そんな工事をしたら、息が詰まって呼吸が出来なくなりませんか?安全性は大丈夫ですか?」
と質問をしたそうです。

この様な話は、よく耳にします。

皆さんご存知の通り

住宅を気密化すると息苦しくなるのではないか?

と言うことは全くの誤解です。

気密化には、内外の温度差による気流を発生させないことや、壁体内への水蒸気の
の侵入を防ぎ結露抑制するなどの目的の他に計画的な換気を可能にする役わりが
あります。

冬の寒い時には窓を閉めていても綺麗な空気を計画的に24時間休みなく
換気装置が室内に取り入れ汚れた空気を排出する、しかも暖房効率を下げずに換気を行う
そのためにも気密化することが必要ですね。

しかし、雑誌はこう書いてありました、説明する側が「これは言うまでもない常識で
ある」と思い込んでいることほど、すれ違いなく共有することが難しい。

全くその通りです。

我々もしっかりご理解頂ける様に日夜努力していかなくては・・・・・

と思う今日この頃です。
2010.03.08:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

住宅版エコポイントのお知らせ

住宅版エコポイント制度とは


 住宅エコポイントは地球温暖化対策の推進及び経済の活性化を図ることを目的として、

平成21年12月8日に『明日の安心と成長のための緊急経済対策』が閣議決定され、

『住宅版エコポイント制度の創設』が盛り込まれました。

『エコ住宅の新築』又は『エコリフォーム』をされた方は、様々な商品、サービスとの交換や、

追加工事の費用に充当することができるエコポイントを取得できます。
 
 

● エコポイントの発行対象 
補正予算の成立日以降に、原則として工事が完了し、引渡しされた住宅が対

 ① エコ住宅の新築平成21年12月8日~平成22年12月31日に工事着工したもの

  ・省エネ法のトップランナー基準(省エネ基準+α(高効率給湯器等))相当の住宅

  ・木造住宅省エネ基準を満たすものに限る

 ② エコリフォーム(平成22年1月1日~平成22年12月31日に工事着手したもの)

  ・窓の断熱改修(内窓設置(二重サッシ化)、ガラス交換(複層ガラス化))

  ・外壁、天井又は床の断熱材の施工
   ※これらに併せて、バリアフリーリフォームを行う場合、ポイントを加算


● 発行ポイント数


● 申請受付  平成22年3月8日(木)より開始

● エコポイント申請期限
 ○ ポイント発行の申請期限
   エコリフォーム:平成23年3月31日
   新築     :平成23年6月30日(一戸建て)
          :平成23年12月31日(共同住宅等※)
   ※但し、11階建て以上の共同住宅等については、H24.12.31まで
 ○ ポイントの交換申請期限
   平成25年3月31日まで(エコリフォーム、エコ住宅の新築問わず)

● ポイントの交換対象
・省エネ、環境配慮製品
・地域産品
・商品券、プリペイドカード(環境寄付を行う等環境配慮型のもの、公共交通機関利用カード)
・新築住宅又は、エコリフォームを行う工事施工者が追加的に実施する工事等


国土交通省のホームページにて詳細を確認できますので、ご参照下さい。

国土交通省-住宅エコポイントの概要についてはこちら

住宅エコポイント事務局はこちら
ナビダイヤル(有料) 0570-064-717  9:00~17:00(土・日・祝日含む)
IP電話からのお問い合わせ先:03-5911-7803(有料)
2010.03.03:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]