木材の話その3

木材の話・・・木材は住宅に適しているのかについて考えてみます。

今回は、【耐火性】についてです。

木材は火災の時に火にさらされても表面が炭化し、燃え進む速度は
1分間に6mm程度とされています。



木材・鉄・アルミの三種類の構造材料で載荷加熱(おもりを載せて
加熱)試験をした結果、アルミや鉄は3~5分で強度がなくなりま
すが、木材は15分たっても60%の強度を保ち続けることがわか
りました。従って火災時でも断面が大きい柱や梁などから出来てい
る木造住宅は、構造体としての強さは鉄骨造りなどより長時間維持
できると言えるのではないでしょうか。
2015.09.13:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

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