屋根の話その4

  • 屋根の話その4
今回より屋根の材料とその特徴についてのお話です。

初回は瓦についてです。

瓦は、粘土を使った陶器の屋根材で、表面に釉薬が塗られている釉薬瓦と
塗っていない無釉瓦(素地瓦・素焼き瓦など)とに分けられます。

粘土を素材にして焼いた瓦ですから、ほかの屋根材より重量は増します
ので耐震性能を考えた時にはそれなりの補強が必要ですが、表面は強く、
色彩も半永久的でほかの屋根材に比べてメンテナンスがかかりません。

年月とともに味わい深さが出てきますから、昔から人気の高い材料です。

次回は、釉薬瓦についてです。
2014.06.21:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

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