屋根の話

今回から屋根について考えていきましょう。

屋根は、住宅(建物)にとって最も重要な部分の一つです。

雨や風、台風などの自然災害から住宅を守り、近隣からの
火災に際しても延焼を防ぐための重要な役割を担っていま
す。

更に住宅の性能を高めるためにも屋根の仕様や形状が重要
な役割を果たしています。

また、建物の外観にも大きく影響をしますね。




和瓦の屋根は風格も有り美しいものですが、瓦は、重いと
言う特性があります。昔は、この重さに意味がありました。
それは、台風の時に屋根が風で吹き飛ばされるのを守って
いたのです。

しかし、地震の際には重い屋根は揺れを増幅して建物の倒壊
につながったり落下したか瓦が直撃して、被害が出る可能性
があるため地震には、弱いことも分かってきました。(現在
では軽量なものや耐震施工などにより改善はされて来ていま
す。) 
金属などの様々な屋根や工法も開発された現在では、比較的
軽くてメンテナンス期間が長い屋根が、主流になっています。

では、次回に続く・・・
2014.05.26:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

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