前回は快適性についてでしたが今回は、健康についてです。
住宅の性能は、省エネルギーや構造上の性能ばかりではなく、
建て主とその家族の健康を守るための性能も大変重要な性能あるはずです。
では健康に対する性能とは・・・
まずは住宅に関係する健康被害について考えてみたいと思います。
住宅関係の解説書よりVOCが、子供に与える影響について述べられた
論説を紹介します。
「新築住宅に入居してから化学物質過敏症やアトピー性皮膚炎、喘息などを
発症した場合、重大な健康被害なります。
これは、有害な化学物質やホルムアルデヒドを含んだ建材を使用しているから
起こる問題ですが、単純に化学物質による汚染とは片づけられない問題も多く
あります。
室内や壁の中に結露が発生している場合や換気の性能が悪くて、室内の
空気質が淀んでいる場合など、様々な複合的な要素が関連して起こる複合汚染が
多いからです。
この様な、住宅の複合汚染物質は、人体に対して取り返しのつかない
ダメージを与える場合が多く、最も警戒しなければならないものです。
例えば、VOCによる化学物質過敏症の場合、私たちは肉体の許容範囲までは
何ら影響を受けませんが、化学物質が体内に蓄積されて許容範囲を少しでも超えると
、一挙に化学物質過敏症が発症してしまいます。これが恐ろしいのです。」
お話はまだまだ続きますが長くなりますので次回に続く・・・
とします。
ちなみに、今私も花粉症で大変ひどい状態ですが(今日は風も強かったし)、
化学物質過敏症になってしまうとそれどころではおりませんね・・・
怖い話です。
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