地盤調査は、敷地の健康診断

今回は、地盤の調査についてお話します。

地盤の調査は、何故必要なのでしょうか。

それは、敷地に安定した住宅を建てるために地盤の強度を
知る必要があるからです。

軟弱な地盤や強度に偏りがある地盤にそのまま建物を建ててしまうと
不同沈下を引き起こし建物が損傷してしまう危険性があります。
このことは、みなさんよくご存知ですよね。

今では、住宅建築でもほとんど地盤調査が行われています。
(瑕疵担保履行法による保険でも敷地の状況について現地調査
が必要とされています。)

地盤は、建物の基本構造物の一部ではありませんがその本質を左右する
大きな影響力をもつ存在です。

地盤調査によりその状況を確認し補強の必要性や効果を検討し
建物の基礎の仕様を決めなければなりません。

何かに書いてありましたが地盤調査は、敷地の健康診断のようなもので
地盤改良(地盤補強)は、基礎体力づくりのようなものなのでしょうね。

2011.02.13:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

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