今回は、前回の続きで気密性能の相当隙間面積C値は、どれ位の
数値が望ましいかについて、お話します。
下の表は平成11年の「次世代省エネルギー基準」地域区分の相当隙間面積です。
(宮城県は、一部Ⅱ地域もありますが概ねⅢ地域です。)
当時は各地域区分ごとに明確なC値が定められていましたが、現在は
「気密性の確保の基準」へ修正されております。
気密性能については冷暖房を考えた場合、出来るだけ小さい数値が望まれます。
特に蒸暑地域では、夏のクーラーの使用が常識になってきましたからC値=5の
気密性能では、暖湿気が室内に侵入しクーラーの効きが悪くなるばかりか逆転結露
の心配があるからです。冬の暖房熱は空気が膨張し隙間風を遮断しますから、
温熱環境だけを考えた場合も寒冷地よりもしろ、夏の蒸暑地域の気密性能が
重要であると言う説もあります。
出来るならば全国一律1C㎡/㎡以下の気密性能が理想的です。
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