隙間風による熱損失

今回は、隙間風のよる熱損失の話です。

気密性能が悪いと、室内の隙間から冬は暖気がどんどん奪われ、
その代わりに冷たい隙間風が侵入してきます。

住宅の隙間や温度差を利用して換気するということは、この様な隙間によって
換気するということです。

これは換気というよりは、漏気で、夏・冬の省エネルギー性能のも大きな
影響を与えます。



(隙間係数の場合1.0の場合床面積(㎡)当たりの全ての有効隙間面積
が1c㎡であることを示します。住宅の内外温度差が、30℃の時は隙間係数
の1/10が自然換気回数(漏気)となります。)

上の表を見ると隙間係数が5.0ですと温度差30℃の時1時間で住宅半分の
空気が漏れていることになります。

隙間係数は、2.0を下回るべきですね。出来れば1以下が望ましいです。
2010.09.25:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。