では、前回の続きで既築の木造住宅の木材の含水率はどの位
についてお話します。
木材は、木造住宅の部位としていたる所に使用していますが、
建物の各部位は、温度湿度を含めた周囲の環境が異なりそれに伴い
平衡含水率も異なります。
ある資料(築10年の木造住宅事例)によると
1階の床下の部位で土台・大引き・床束等の木材の含水率は、
19%以上で15%を大きく超えておりますが、
その他の部位は、14~12%弱と15%を下回っております。
この様な状況から床下の換気や防湿処理は大変重要なことがわかります。
基礎内の木材(土台・大引き・床束等)の含水率が高くなると
腐朽菌が繁殖したりシロアリが活動しやすい条件を造ってしまいます。
この様なことにならないようしっかりとした建築的対応が必要ですね。
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