木材の欠点について

今回は、前回に引き続きで木材について考えるです。

前回お話した様に木の欠点を取り除くことで
耐久性に優れた家造りが可能となりますでは、木材の欠点について考えます。

木材の欠点としてよく言われているのが、乾燥による割れ、狂いなどによる変形
そして、水分過多による腐朽の3点です。この3点を如何に取り除くかが、
住宅の寿命を延ばす大切なポイントです。

木材を利用する場合、木に含まれる水分は木の特長の妨げになっています。

木が腐るのは木に含まれる水分が多すぎるためですし又、含まれる水分の量に
よって伸び縮みすることがあります。

木に含まれる水分が減っていくと木は縮み、割れたり反ったりします。

逆に乾いた木に水分が入っても伸びたり反ったりします。

木を上手に使うことは、木に含まれる水分をどう処理するかなのでしょう。

だからこそ、よく乾いた木材を使うことによりそれらのトラブルを
少なくすることが、必要です。

生木の枝は、曲げやすいのですが乾くと曲げにくくなります。
この様に木は、水分を取り除くことにより強度がより高くなります。
(約5割増しと言われています。)

この様なことから、木材の乾燥は大変重要なのです。

今回は、ここまです。

では次回までバイナラ・・・・。
2010.04.10:m-seino:[清野 光芳/レポート集]

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