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露点温度について

  • 露点温度について
前回に引き続き結露についてのお話です。

上の表は、わかりやすいので結露のお話をするとき利用させて頂いている
表です。

どの程度、温度が下がれば露点温度になるか、温度と相対湿度の関係を
簡易的に示してあります。

室内の温度と湿度を計測しておけばどこで結露が始まるか簡易的に知ることが
出来ます。

結露の発生を押さえるためには露点にならないよう温度を上げるか
湿度を下げればよいわけですね。

そのためには・・・・・次回に続く。
2010.12.25:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

結露について考える~

  • 結露について考える~
前回に続き結露について考えるです。

なぜ結露は起きるのか

皆さんご存知のとおり、空気は、温度が高いほど、たくさんの
水蒸気を含むことが出来る性質があり、逆に温度が低いほど少ししか
水蒸気を含むことが出来ません。

たとえば、22℃。・湿度50%の空気が11℃まで冷やされると気体のはずの
水蒸気が水滴となって現れます。これが結露です。
(結露が始まる時の温度を露点温度といいます。)

結露防止は温度と湿度が重要ですね。

今回はここまでです。次回に続くです・・・・・
2010.12.19:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

結露は、いやですね~

  • 結露は、いやですね~
寒くなりました。

この季節になると結露のことを耳にします。

結露はいやですよね~

そこで今回は結露について考えます。

よく言われている話ですが住宅の寿命は、結露が発生するか否かによって
大きく左右されます。結露による結露水が構造材を腐らせ様々な欠陥を
引き起こす元凶だからです。

結露を防ぐ為には、皆さんご存知のとおり断熱・気密・換気など住宅性能を
高める技術がなければなりません。
(それと住まい方もです。)

そのトータルパフォーマンスによって住宅の寿命が決まるといっても過言では
ありません。

と言うことで次回も結露について考えるのこころだ~
2010.12.18:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]

冬の高性能住宅の室温は、18℃~22℃くらいがベスト

  • 冬の高性能住宅の室温は、18℃~22℃くらいがベスト
今回は前回に続き冬の室温について考えます。


高性能住宅の条件である高断熱・高気密の住宅は、最も気候の良い
5月の温度で生活できる住空間を目指していると言われています。

爽やかな5月の温度環境は、概ね18℃位で20℃を越えると暑いくらい
ですね。しかも高性能住宅は、部屋によっての極端な温度変化もなく住宅内
の温度はいつも一定ですから、カーディガンやセーターなどを
身に着けるだけで、十分快適に生活できるのです。

住宅の一部屋だけを高温に暖房し、暖房していない部屋との温度差が極端に
大きすぎる従来の住宅では、住宅内を自由に動き回ることは、常に温度変化
があり、寒くて不快なことでした。

今までの30℃近くの暖房温度で生活していた時と比較したら、温度が低すぎて
寒いと思うかもしれません。

確かに最初は寒いと感じるでしょうが、住宅内の温度ムラがなくなれば、
寒さに対する不快感がなくなり、5月の外気温が、18℃で快適なのと同じように
18℃~22℃でも充分に快適に過ごせるはずですね。

それが高性能・省エネ住宅の性能なのでしょう。


2010.12.12:m-seino:コメント(1):[清野 光芳/レポート集]

なぜ30℃近くまで暖房していたのでしょう?

  • なぜ30℃近くまで暖房していたのでしょう?
高性能住宅の発祥の地と言われる北海道の住宅でも、以前は高断熱にして
室温を上げすぎると言う間違いをしていたそうです。

「北海道の住宅は、冬でも暖かく下着一枚で充分に生活でき、真冬でもビール
がうまい、アイスクリームがうまい。」と言われてきました。

しかし、このような風景は、よく考えてみると夏の不快な熱帯夜の情景と
似ているのではないでしょうか。

暮らし方を誤るとせっかくの高性能住宅も真冬に不快な熱帯夜を
作ってしまうことになってしまいます。さらに室温を上げすぎることに
よって室内の水蒸気量を増やして壁の内外に結露を発生させるなど、住宅性能を
損ねる様々な弊害を引き起こしてしまいます。

従って、本物の高性能住宅は、断熱性能・気密性能・計画換気、更に適切な
全館冷暖房の温度管理が省エネルギーで出来ることが重要なのです。
2010.12.11:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]