断熱材の種類とその特徴は、今回で最後になります。
最後にご紹介いたしますのは、化学系断熱材【真空断熱】です。
真空断熱は、グラスウールの芯材をラミネートフィルムで包みその内部を
真空の多孔質構造にすることで高い真空空間(90%超)を作り出し、真空
による高断熱化を実現したものです。
わずか4mmという厚さで、100mmのグラスウールと同じ断熱性能を発揮し
ます。
(すごいですね~)
既に給湯用の温水器や冷蔵庫などにも断熱材として実用化されています。
さらに家庭用の断熱材として開発が続けれており将来性のある
断熱材ではないかと思われます。
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断熱材の種類とその特徴11
2013.09.21:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
断熱材の種類とその特徴10
今回は、リサイクル系断熱材です。
リサイクル系断熱材には、ペットボトルなどのプラスチック容器を再加工して
繊維化したものなどが挙げられます。
ペットボトルなどを再加工し繊維化したものの形状は弾力性のあるグラスウール
に似ていますが繊維に弾力性がある分、密度が薄くなる傾向があるため、空気の
保持力が弱く断熱材としての評価はまだ定まっていないのが現状のようです。
今後期待されるところですね・・・
リサイクル系断熱材には、ペットボトルなどのプラスチック容器を再加工して
繊維化したものなどが挙げられます。
ペットボトルなどを再加工し繊維化したものの形状は弾力性のあるグラスウール
に似ていますが繊維に弾力性がある分、密度が薄くなる傾向があるため、空気の
保持力が弱く断熱材としての評価はまだ定まっていないのが現状のようです。
今後期待されるところですね・・・
2013.09.14:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
断熱材の種類とその特徴9
今回は、有機繊維系断熱材です。
有機繊維系断熱材には、天然の羊毛を使用したものや綿を素材に使った
ものなどがあります。
特に羊毛断熱材は天然素材を使用した断熱材として近年クローズアップ
さております。
断熱性も高く調湿性能にも優れ化学物質を繊維内に吸着する効果があると
言われております。
おさめ方は、グラスウールやロックウールのように施工いたします。
流通している製品は、羊毛45%~100%で羊毛も未使用のものと
リサイクルを使用したものがあります。
有機繊維系断熱材には、天然の羊毛を使用したものや綿を素材に使った
ものなどがあります。
特に羊毛断熱材は天然素材を使用した断熱材として近年クローズアップ
さております。
断熱性も高く調湿性能にも優れ化学物質を繊維内に吸着する効果があると
言われております。
おさめ方は、グラスウールやロックウールのように施工いたします。
流通している製品は、羊毛45%~100%で羊毛も未使用のものと
リサイクルを使用したものがあります。
2013.09.08:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
断熱材の種類とその特徴8
今回も発泡プラスチック系断熱材です。
今回は、いよいよ押出し法ポリスチレンフォームをご紹介いたします。
(弊社で推進しております高性能外断熱住宅ソーラーサーキットの家も、
今回ご紹介する押出し法ポリスチレンフォームを使用しております。)
押出し法ポリスチレンフォームは、完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材です。
そのため、熱伝導率が低く断熱性に優れたうえに水を吸いにくく湿気も通しにくい性質を持っています。
また、水に浮くほど軽量で取扱いが、容易でありながら圧縮強さも持っているため加工しやすく、
断熱材を建物の外側に張り付ける外断熱工法や、鉄筋コンクリート構造の打ち込みに適した断熱材です。
水に強く、耐吸湿性があるため、ビルの屋上の断熱施工や基礎や土間床の断熱施工にも
使用されています。
まさに高性能住宅「外断熱の家」のための断熱材と言えるでしょう。
今回は、いよいよ押出し法ポリスチレンフォームをご紹介いたします。
(弊社で推進しております高性能外断熱住宅ソーラーサーキットの家も、
今回ご紹介する押出し法ポリスチレンフォームを使用しております。)
押出し法ポリスチレンフォームは、完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材です。
そのため、熱伝導率が低く断熱性に優れたうえに水を吸いにくく湿気も通しにくい性質を持っています。
また、水に浮くほど軽量で取扱いが、容易でありながら圧縮強さも持っているため加工しやすく、
断熱材を建物の外側に張り付ける外断熱工法や、鉄筋コンクリート構造の打ち込みに適した断熱材です。
水に強く、耐吸湿性があるため、ビルの屋上の断熱施工や基礎や土間床の断熱施工にも
使用されています。
まさに高性能住宅「外断熱の家」のための断熱材と言えるでしょう。
2013.08.31:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]
断熱材の種類とその特徴7
今回も発泡プラスチック系断熱材をご紹介します。
今回は、フェノールフォームをご紹介します。
建築用の断熱材としての開発及び普及は、比較的後発の方だと思います。
フェノールフォームは、フェノール樹脂に種々の変性を行い、発泡硬化させたもので、
独立気泡構造を持つ断熱材です。素材の安定性が高く長期にわたって優れた断熱性能を
発揮します。130℃までの使用に耐える耐熱性があり防火性能にも優れ、炎があたっ
ても炭化するだけで煙や有毒ガスはほとんどありません。「難燃性」「耐熱性」「断熱性」
「耐薬性」など優れた性能を持った素材です。難点は、ウレタンと同様に耐光性ですかね・・・
使用用途は、「工業資材」や「生け花の剣山」など他
「不織布」「不燃紙」などを面材とするラミネートボードとして住宅用断熱材として
普及しております。
今回は、フェノールフォームをご紹介します。
建築用の断熱材としての開発及び普及は、比較的後発の方だと思います。
フェノールフォームは、フェノール樹脂に種々の変性を行い、発泡硬化させたもので、
独立気泡構造を持つ断熱材です。素材の安定性が高く長期にわたって優れた断熱性能を
発揮します。130℃までの使用に耐える耐熱性があり防火性能にも優れ、炎があたっ
ても炭化するだけで煙や有毒ガスはほとんどありません。「難燃性」「耐熱性」「断熱性」
「耐薬性」など優れた性能を持った素材です。難点は、ウレタンと同様に耐光性ですかね・・・
使用用途は、「工業資材」や「生け花の剣山」など他
「不織布」「不燃紙」などを面材とするラミネートボードとして住宅用断熱材として
普及しております。
2013.08.25:m-seino:コメント(0):[清野 光芳/レポート集]