最上川リバーツーリズム(置賜エリア)

最上川リバーツーリズム(置賜エリア)
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最上川が長井市域に入流してから約3キロメートル。愛宕山を対岸にした長井市豊田地区河井で、左岸から置賜白川が合流する。飯豊連峰の水源から発した置賜白川の流れは、ここで最上川と一つになる。
合流点の近くに2つの碑が立っている。一つは「最上川発祥の地」。かつては、この合流点から下流が最上川、上流は松川と呼ばれていた。もう一つは「ビューポイント選定の地」。平成10年に、最上川ビューポイント選定委員会が公募による候補地258件・129ポイントの中から10地点を選定したもの。
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8月23日、夜の帳が下りた最上川の左岸糠野目。高畠町の夏の風物詩となった虚空蔵尊灯篭流しが始まる。家紋や屋号をつけた約700個の灯篭に火が灯される。荘厳な御詠歌に送られながら、灯篭は静かに岸を離れ、夏が過ぎ行く。
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高畠町の西部を緩やかに蛇行しながらゆったりと流れる最上川。かつて米沢藩の経済興隆を支えた最上川舟運の舟着場があった糠野目地区に、糠野目水辺の楽校がある。川と出会い、水辺の自然とふれあいの中で、遊びや学びを体験していく子供たちのフィールドとして地域に根付いている。
せせらぎの水路では飛び石を利用して、水辺の生きものを観察したりふれてみたり、水路に入って水の流れを体で感じることもできる。かっぱ淵の小島にはかっぱの石像があり、頭の上には捕った魚を自慢げに揚げている。
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置賜地方の広いエリアから水を集める最上川。その上流域の標高2105mの飯豊山の麓には、豊かな森につつまれた白川ダム湖がある。
毎年夏には「森と湖に親しむ旬間」に開催されるSNOWえっぐフェスティバルにあわせ、白川ダムの「ダムとのふれあいの日」も多くの家族連れでにぎわう。
巡視船でダム湖内をパトロールする試乗や、岩石を積み上げたロックフィルダムの堤を登る「ダム登山」、ダムの堤体のそこに入る監視廊見学などが体験できる。

[問い合わせ] 0238-75-2131(白川ダム管理支所)

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糠野目水辺の楽校の敷地内に、最上川を横断する180mの水管橋がある。いまから210数年前、ここは幅7尺・深さ3尺の木の樋が川を渡る、長さ70間もの黒井堰の水路だった。
鷹山公が行った米沢藩最大の利水事業は、いまも糠野目、屋代など、約770ヘクタールの置賜の稲田を潤している。






最上川の源流は、米沢市南端の福島県境の西吾妻山中腹にある「火焔(ひのほえ)の滝」。標高1200メートルのこの水源地から、酒田市の河口までは229キロメートル。置賜で生まれた小さな流れは、やがて広い地域から400あまりの川を集め日本海に流れ着く。3日から5日をかけたその長旅がここからはじまる。

滝を眺めるには西吾妻山の中腹の駐車場で車を降り、そこから源流の谷へ下りる坂道を歩くこと20分。最上川の源流が目の前を流れる、秘湯大平温泉の宿から。さらに間近で見たい向きは、湯舟の脇を流れる源流を、足元に注意を払いながら遡行すること15分。飛沫をたっぷり浴びながら、迫力充分な姿を見上げることができる。

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