相続診断士としての第一歩セミナー

今年の2月に資格を取得した、 『 相続診断士 』 のセミナーへ参加して来ました。

 

 

 

 

相続でも、争う 『 争続 』 を無くし、 『 笑顔相続 』 を増やす為の活動 (道先案内) を行っていく事が目的です!

 

 

 

 

相続と聞くと、 『 うちにはそんなに資産は無いから 』 とおっしゃる方が多いですが、法律改正に伴い、平成27年1月1日より、相続税の基礎控除額が引き下げられました。

 

 

 

 

例えば、ご夫婦とお子様2名のご家庭の場合で、ご主人様が亡くなった場合、

 

平成26年までの基礎控除額は、5,000万円 + 相続人の数×1,000万円でした。

 

今回のケースですと、相続人の数は、奥様・お子様2名の合計3名になりますので、

 

基礎控除額 = 5,000万円 + 3名 × 1,000万円 = 8,000万円で、8,000万円を超える部分に関して、相続税が課税されました。 

 

 

平成27年1月1日以降の基礎控除額は、3,000万円 + 相続人の数×600万円になり、

 

基礎控除額 = 3,000万円 + 3名 × 600万円 =4,800万円になります。

 

 

この金額を見ると、土地・建物の不動産や、預貯金、有価証券等を含めると、基礎控除額を超えてくるかもと思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

 

 

 

相続税を支払っている人の割合は、以前は約4%でしたが、法律改正に伴い、6%~8%になり、10%を超える地域も出て来ました。

 

 

 

 

 

また、所有されている資産が基礎控除内でも、安心出来ないデータもあります。

こちらは遺産分割を、話し合いで解決出来ず、訴訟になった金額別の割合の表になりますが、

 

5,000万以下で約75%

 

1,000万以下で約32%

 

という結果になっております!

 

 

 

こういった結果を見ますと、皆様が自分の事として 『 相続 』 を考える必要があると思いますし、私自身もお客様に重要性を知って頂く為の、活動を行って行きたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、セミナーで興味深い内容がありましたので、ご紹介させて頂きます!

 

 

 

 

 

現在、日本で1年間に亡くなっている人の数は、何人くらいだと思いますか???

 

 

 

また、1年間に産まれてくる赤ちゃんの数は、何人くらいだと思いますか???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は・・・・・・

 

 

 

 

1年間に亡くなっている人の数は、約130万人

 

 

 

1年間に産まれてくる赤ちゃんの数は、約100万人だそうです。

 

 

 

 

という事は、毎年約30万人は人口が減っている計算になります。

 

 

 

 

ちなみに、セミナー講師の先生は、福島県郡山市出身で、郡山の人口は約33万人、毎年それぐらいの人が減ってるんですよ~とおっしゃってまして、ちょっとゾッとしましたね。

 

 

 

 

 

また、130万人が亡くなっているという事は、130万件の相続が発生している事になり、相続されている金額を合計すると、何と 50兆円!! にもなるそうです。

 

 

 

 

国家予算の半分くらいになりますね(^_^;)

 

 

 

 

ただ、50兆円を130万人で割ると、約3,850万円になるので、現実的な数字かな~とは思いましたが・・・・。

 

 

 

 

 

長くなりましたが、今回のセミナーで学んだ事を活かして、 『 笑顔相続 』 を実現する為にどういった事に気をつけて行ったら良いか、その他、相続全般に関する事など、今後ブログでも発信して行きたいと思います。

 

 

 

また、ご不明な点、ご相談等ございましたら、お気軽にお申し付け頂ければと思います。

 

 

2018.04.06:m-chiba:[千葉 真弘/レポート集]

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