笹巻

雪の多い山形では上巳の節句、端午の節句をひと月遅れで祝うことが多かった。5月末から6月になると笹の葉が大きくなり、笹巻きをつくるのにちょうど良い大きさになったということです。思えば、幼少期はどこの家でも、笹巻、つのまきと2種類作っていたと思います・・どっさりと、どこの家でも作ってましたね・・・いまでは、家庭で「笹巻き」つくることは少なくなったと思います、従妹はまめに作って持ってきてくれます・・笹巻は浸水後に水切りしたもち米を笹の葉で巻き、結びひもをかけた後、熱湯でゆで上げた食べ物。笹の葉には防腐性や抗菌性があるといわれていて、昔から保存食や携帯食の包装によく使われる材料だった。この「笹巻き」は、戊辰戦争をきっかけに保存食として伝わったという説がある。

2024.06.06:li-no2:[菜園・食・花]