薬師如来尊堂(白布温泉)

米沢市の白布温泉・通勤で素通りしてるが一昨日帰り道何十年ぶりかで薬師堂みに行ってきた、江戸時代より「東屋」さん「中屋」さん「西屋」さんと3軒の大きな茅葺屋根の並ぶ景観で有名な温泉地でしたが、平成12年の火災で「東屋」さん「中屋」さんが消失しました、新築となると消防法の規制があり、葺屋根の復元には至らず「中屋」さんは場所を移し営業、東屋さんは日本風の木造建物で営業を再開、残念ながら、茅葺き屋根を残している宿は「西屋」さんのみとなってしまいました。西屋さんところのバス亭には下側に白布大滝と左に白布薬師如来尊堂の看板があります、薬師如来は古くから医療、医薬の仏として信仰されている為、多くの温泉地で薬師堂を見ることが出来ます。この3旅館のところも温泉浴槽から階段でつながった薬師堂を観ることができます西屋尊堂(一間社、流造り、茅葺、正面向拝付)、中屋尊堂(一間社、入母屋造り、茅葺、正面向拝付、規模は3棟の中で最大)、東屋尊堂(入母屋、鉄板葺)の3棟、内2棟が茅葺屋根になっている。境内には六角地蔵石塔や石仏、石塔など共に石鳥居もある、階段は急でちょっと危ないので降りるのやめました・・茅屋根の旅館は消失しましたが薬師堂は 古いまま残ってるようです・・

2018.07.23:li-no:[歴史探訪]