観光農業のカリスマ 工藤順一

▼岐阜地域農業改良普及センターに寄せられた感想

(岐阜地域普及活動成果検討会 於:岐阜県瑞穂市)

12月16日 岐阜県瑞穂市での普及成果検討会でのご講演の感想です。(順不同、羅列のみ)

・声が大きくて聞きやすい(方言についてはノーコメント)

・実体験に基づいたわかりやすい発表で大変参考になりました。

・工藤先生、ありがたいお話しをありがとうございました。
 全て物事には物語があるというようなことを話しされていましたが、
 自分も最近はこれがなければ売れる商品づくりはできないと信じてい ます。
 作り手には、「農産物は単なる素材である。」、「下請的思い」ある いは「何にも考えていない」かのどちらかが、大半に思えて仕方あり ません。
 自分の作ったものはどのように消費者に楽しんでもらうのか?
 またこだわりを理解してもらうには、消費者に来てもらいたい・・・
 いろいろ方法はありますが、まずは生産者の意識変革からかなと思い ます。
 岐阜地域にはすばらしい農業者がたくさんいますが、そういった人は ごく一握り、花生産でもごく一部です(加藤さんだけ別格です)。
 工藤先生の話で目覚める人も多いでしょう。
 これからも、精力的にがんばってください。

・地域て゛気が付かない、見えない事を普及員等が仕掛け人となり、実 践活動に繋げていくプロセスが大事との話については、納得頷ける話 であった。今後の普及活動の参考とし、努力していきたいと思いまし た。

・岐阜県は看板が少ないとか、PRが下手という意見があったが、ごも っともだと思いました。例えば「ぎふクリーン農業」のPRも下手だ 思う。

・大変豊富な体験から、地域農業の資源を活かす事例の紹介が多く、今 後の参考になった。
 あえて言えば、いくつかの事例について、その内容について掘り下げ て紹介して頂くと、それぞれの事例の仔細が良く分かり、地域資源の 活用方法等岐阜地域の資源を活用する際の参考になったのではないか と思う(サクランボの例等)。

・成功事例が多かったような気がしましたので、
 @失敗談とか 
 Aまた成功、失敗に至るまでの過程、人の動き、反応 がどうだった  のか? 
 B元気のない産地がどうしたら元気になるのかの秘訣など
 細かく聞ければよかったかも。と思いました。

・今岐阜県においては、住み良い岐阜県作りを県政の柱として推進して います。いろいろなイベントも住民協働型として進められ岐阜県が全 国のモデルとなるよう情報発信に努めております。住み良い岐阜県・ 村と言うのは、都会の人が訪れても満足のゆく所でなくてはならない とおもいます。何事も行政がリードすることより自発的に構築されて こなければなりません。工藤先生は地域のリーダーとして、斬新なア イディアーにより地域を全国に発信されております。今平成の合併に より自分の地域が消えようとしています。歴史的なルーツが消えると き私たちはどうした地域作りをすればよいのか参考になった点が多く ありました。常に普及の対象は地域であり、そこに住む住民でありま す。普及と住民が協働した地域が今後農業農村の活性化の原動力にな るものと信じております。
 私も先生を見習い地域のリーダーとして頑張りたいと思います。誠に ありがとうございました。

・これまで地域の中で活躍されたことがよくわかりました。これからも 新しいアイデアでがんばってください。

・何かを成すには、夢、ロマンが必要ということを改めて認識した

・表示しなければ(分からなければ)納得しない、もっともなことであ る。

・全てに無駄はなく、我慢することも過程にあるのだから、普及はそれ を励ますことが何より大事だと思う。

・物事は視点を変えてみると新しい発見があったり、問題点に気づくこ とができるので、様々な角度から考えることは大切であると思いまし た。
 具体的な事例を挙げて話をされたので、聞きやすかったです。

・地域づくりは非常にエネルギーを要し、周囲を巻き込む(気違いじみ た)ほどの熱意を持って継続的にとり組まなければ目に見える成果が 出ません。
 工藤先生には、そこに住む人達が価値があると考えてもいない資源に 目を向け、それを「資源」と認識させることから取り組み、地域の活 性化につなげていらっしゃったことに敬意を表します。
 まず、取り組みの主体者が勇気を持って進めることの重要性を改めて 教えていただきました。
 強いて言えば、一つずつの事例をもう少し具体的にお話しいただけれ ばより参考になったと思います。ありがとうございました。

・先生の話を聴いて、売れる農産物をつくるには、まず生産サイドで自 分たちの方向(何がセールスポイント、誰に食べて欲しい、どうやっ て利用して欲しい)を認識し、それに基づき情報発信を行い、次に消 費者の声を調査しそれを生産に反映させていく取り組みの繰り返しで ある。という今までの思いをさらに強くしました。

2005.01.11:観光カリスマ/工藤順一

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