観光農業のカリスマ 工藤順一
▼潮来市 環境経済部長 鈴木美知男さん
(潮来市歴史文化推進協議会講演会 於:茨城県潮来市)
先日は潮来市へ大変お忙しい中、お出かけをいただきましてありがとうございました。
私は今、道の駅での役職と市での役職を活かした「まちおこし」ができればと思い、先般無料のフリライド方式の周遊バスを実施したばかりです。たくさんの批判を受けながらのスタートでした。私は「まちおこし」にあたって、エドクード・ホールド(動物学者)の大切にした考え方、人間と動物、動物と物、物と物、人間と物、人間と人間、これらの考え方が先生の経験、実践その他から得られたものと同感を致しました。
インティメイドディスタンス(接触距離)、パーソナルディスタンス(個体距離、心理的距離)、ソシアルディスタンス(社会距離、立体の認識)、パブリックディスタンス(公的距離、平面認識)、ランドスケープディスタンス(景観距離、認識)特に、先生がおっしゃった高速バスからの水郷地帯の広がり、ポプラその他については、私も水郷地帯全体のランドスケープデザインを考えていたところでした。先生の教えを重く受けとめ、地域に根ざした個性豊かな特色あるまちおこし、主役はあくまでも住民1人1人の結びつきから生まれる。住民総意の地域コミュニティ社会を実現できるよう、心のかよう、豊かでうるおいのある生き生きとした活力ある「まちおこし」をこれほどまでに熱く燃え全身に受けとめ、一体となれたことに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。またお出かけ下さいませ。
環境経済部長 鈴木美知男
2006.11.17:観光カリスマ/工藤順一
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