観光農業のカリスマ 工藤順一
▼寒河江青年会議所で講演いたしました。
平成18年10月27日(金)於:寒河江市技術交流プラザ 2階会議室、社団法人寒河江青年会議所の例会において講演を行いました。
これは、同会議所の「きわだつまちづくり推進委員会」が実施する事業「『人』きわだつ西村山へ」の一環で開催されるもので、私は第二部での基調講演「『人』きわだつまちへ」の講師として、また第三部でのパネルディスカッション「『人づくり』から『まちづくり』へ」のパネラーとして登場いたしました。当日は、58名の方にお集まり頂いております。
社団法人寒河江青年会議所は、創立以来39年という歴史のある会議所で、一市三町(寒河江市、大江町、朝日町、西川町)の次代を担う40歳までの青年達で構成されております。
第一部 西村山偉人伝(映像で紹介)
第二部 基調講演 『人』きわだつまちへ 講師:工藤順一
第三部 パネルディスカッション 『人づくり』から『まちづくり』へ
パネラー
○観光カリスマ 工藤順一
○泣Cンフォネット 編集長 山口登子氏
○(社)寒河江青年会議所 理事長 軽部安貢君
コーディネーター
○きわだつまちづくり委員長 大泉富康君
<講演から>
○西村山には「人」きわだつ偉人、伝説があり、それをよく理解し近づきたい、今以上に地域のために努力していきたいと思います。「人」きわだつまちというのは、人材を人財にして、まちづくりをひとづくりと考える精神融合が重要であるということです。
○自分が住んでいるところは、春夏秋冬はっきりした季節があり12ヶ月のカレンダーの如くに、風景、景観、農産物(フルーツ)も食彩豊かです。温泉有り、山の幸あり、最上川を間近にして自然豊かな地方であるといえます。日本一、いや世界一住み良い町であると自負いたしております。
○自分が変われば自ずから周りも人も変わります。町の中、地域、会社が変わります。過去と他人は変えることができないが、自分が変われば未来は開かれると思います。「絆」や「継続」は総て糸偏の漢字から成り立っていますが、一本の糸が重要だと思います。それが強ければ強いほど、信頼になり信用に繋がります。本物は本氣からしか生まれません。
○お客様をもてなす時には相手の目線になって、笑顔で明るく心のおしゃれで体いっぱいに感謝の心を表現することがとても必要です。
耐費用効果も必要ではあるが、勘定(そろばん)よりは感情(人間)を優先させたいと思います。
○人には出逢いがありますが、それが「で」たらめ、「あ」きらめ、「い」いがけんではだめ、手抜きは信用を失ってしまいます。
○人材は「人財」にしても「人災」にしてはいけないと思います。
○ここ西村山にも、熱意と根氣で懸命に努力して常に五感で情報収集し、知恵を智慧に変えて全国発信している人がいます。「きわだつ」人がいます。全国各地を歩いてみて、我が町の物や話題を耳にするととても嬉しくなります。そういった外部評価がまた人を育てていきます。
○努力が認められ有名になって目立てば目立つほど、やっかみやねたみが足を引っ張り始めます。その人(組織・商品)をしっかりガードして守ることが重要になってきます。
2006.11.02:観光カリスマ/工藤順一
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