観光農業のカリスマ 工藤順一
▼石井ふく子さんの言葉から
TBSの人気長寿番組「渡る世間は鬼ばかり」の名プロディーサーである石井ふく子さんとは、今から19年前の昭和62年6月に「誘われて二人旅」いう旅番組で、女優の香川京子さんとお二人で山形へいらっしゃった時から、公私にわたってのお付き合いをさせて頂くようになりました。
今回石井先生は、水上勉氏の「紅花物語」が原作である舞台「京紅ものがたり」の演出を手がけ、その製作発表記者会見に来県されました。この舞台は、来る7月1日〜26日まで新橋演舞場で上演され、配役に十朱幸代、高橋恵子、渡辺徹、桂文珍といった豪華キャストで繰り広げられます。
今日は、その製作発表の前のお忙しい中を、1年半ぶりにお会いしていろいろとお話させていただきました。最高の喜びを感じております。
いつも先生にはお心遣いいただき貴重なお時間を頂戴しては話をさせていただいておりますが、この度も身にしみる数々の言葉がありましたので、是非ご紹介したいと思います。
○心のおしゃれ
おしゃれをしたい人はいろいろな物を着たり身につけたりするけれど、心が豊かでなければ本当に美しくは見えない。だから、まず心をおしゃれにしたい。
(先生は「心におしゃれを」という本を執筆されており、早速サインを頂戴しました。)
○人間には、上り坂、下り坂、まさか(真逆)がある。
人生には「まさか」といった、思いかげない出来事、事故、様々なことが起こる。油断は禁物。特に上り調子のときに気を付けること。
○鏡はウソをつかない
人は毎日鏡を見るが、鏡はウソをつかない。また鏡は自分のこと以外にも、自分の家族や友達、親戚、同僚などの顔だけでなく行動全てを写す。つまり、自分の周囲の人にも偽りがあってはならない。目配り、気配りが必要。
○出逢い・巡り愛
周りの方々全ての支えがあって今の自分がある。それも人との出逢い・巡り愛があってこそ。最初の貴重なご縁を大切にして、なお次につながるのだ。
2006.06.09:観光カリスマ/工藤順一
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