観光農業のカリスマ 工藤順一
▼茨城県石岡で講演いたしました。
平成18年6月20日(火)於:茨城県石岡市 センチュリープラザ石岡 全国共済農業協同組合連合会 茨城県本部主催による、「JA共済理事、監事研修会」が開催され、その際の講師としてお招きを頂きました。当日は170名ほどの参加者で「アイデア次第で農業が変わる」をテーマにお話ししてきました。
(講演の内容から一部抜粋)
私が取り組みました観光サクランボ狩りは、1986年頃から誘客を図るための営業活動を展開して参りました。その際に茨城県の水戸、土浦、石岡へ懸命に売り込みをかけ、足を使って根気、ねばり、熱意で顧客獲得に尽力しました。その努力を認めて頂き、市民・町民の団体ツアーが開催されて山形県寒河江市へ送客頂いたことが、走馬燈にように脳裏によみがえってきます。そういった意味でも、茨城県は大変思い出深い、心に残る県のひとつです。
JAに在籍して約38年間、農協事業を通し組合員と共に1つ1つそれこそ膝を交えながら今後の農業について話し合いました。自立自活するための議論を重ね、その結果観光農業に取組み、実行実践して参りました。この度のテーマの如くアイデア次第で農業は変わります。
キーワードは以下の通り
@今、時代が農業に求めているもの
○本物、新鮮
○安心、安全、健康、信頼 → 信用
○遊び心(体験、体感、実感、感動) → 面白い、売れる、儲かる
○消費者へ「夢、ロマン、希望」の提供 → 価値、納得、満足…顧客
○人づくり(土づくり) 「人材→人財」 食農育の重要性
○季節感(地産地消(旬)、地商、地笑)
A発想の転換の重要性
○「知恵」→「智慧」
○五感を使え → 生の情報、リサーチ
○先入観、固定観念を捨てる
○意識の改革
また、画像でこれまでの観光農業商品を紹介し、事例をあげながら説明させて頂きました。
2006.06.22:観光カリスマ/工藤順一
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