観光農業のカリスマ 工藤順一
▼さいじゅんHPより
昨日、観光カリスマ 工藤順一(山形県寒河江市)さんからお電話を頂戴しました。
内容は、2009年度からは「クアハウス碁点」「道の駅むらやま」を運営する(財)村山市余暇開発公
社の総支配人に就任されましたが、5月末までに黒字を出せる公社に改革され、後継者も作り、
勇退されました。(拍手!!)
工藤さんの講演では、必ずその地域を事前に見て
その地域にあった内容を講演の中でどんどん提案されていきます。
前回聴講した内容です!
まずは、元気が基本。
そこに、人、モノ、お金、夢、ドラマ、感動が私の近くに集まり成功した。
農業はすべてが観光資源であると考えている。
とにかく、過疎の地域は外貨(外から来たお客様にお金を落としてもらう)で稼がないとダメ。
年間わずかに1万人の観光客しか訪れていなかった山形県寒河江市。
それが今では、年間観光客は160万人へと激増している。
発想の転換が大切だが、七草粥の七草を中学生の授業として集めさせたり、雪中イチゴ狩りを都会人に楽しんでもらったりといろいろなアイデアで仕掛けをしたが、地元地域にとっては、何でこんなことが楽しい?が都会人にとっては楽しい。
観光地、町おこしのポイントは、地域全体を売ることで、個々の利害にとらわれると失敗する。
共存共栄、地域の各組織、各団体をあげて観光客を迎えられるよう、組織づくり、人づくりを進め、協力しあってこそ、地域に経済効果を生み全体の活力が生まれる。
だから、人材育成が大切で、そこに感動・ドラマが生まれる。
今は食の安全、いやしの空間、ぬくもり、本物が求められている。
自立、自活への道は山ほど埋もれているが、補助金をあてにしてはダメである。
そして、遊び心・夢・ロマンが大切。
そこから生まれるのが、体感・体験・感動というドラマだ。
商品開発には絶対にドラマは欠かせない。
面白い企画や珍しい体験、ネーミングでもいい。
とにかく人を惹きつける魅力をもちたい。
私にはこのまちが宝の宝庫に見えます。
2011.07.03:観光カリスマ/工藤順一
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