観光農業のカリスマ 工藤順一
▼大分県由布市で講演いたしました。
平成23年2月27日(日)於:由布市挾間町「はさま未来館」大ホールで、“地産地消・ブランド化シンポジウム2011とびだせ!由布の地域力”が開催されました。
由布市はそれぞれ独自の特色を持つ3地域が合併して生まれた市であるが、それぞれの地域の特色を互いに組み合わせて連携していくことが、今後の由布市の活性化のために重要なことである。
このようなことから、由布市の基幹産業である農業・商工・観光との連携により、地産地消の普及と定着化・特産品開発とブランド化を図るため、農業者や経済団体等で構成する推進協議会を昨年10月に設立し進めているところである。
高齢化や後継者不足で農業生産力の低下が進み、また景気の低迷で地産地消も厳しい情勢であるが、今後において産業間の連携と市民との協働により地産地消・ブランド化を推進し、由布市の産業振興と地域活性化へつなげていくことを目的にシンポジウムが開催されました。
産業間の連携と市民との協働による地産地消のブランド化を目指す、記念すべきシンポジウムでの講演/講師としてお招きをいただき光栄に思います。
≪ 挨 拶 ≫
由布市長 : 首藤奉文さん
由布市議長 : 渕野けさ子さん
≪ 講 演 ≫
演題 『生き残れる観光農業と地域活性化と振興について』
■さくらんぼ観光農業の町として以前から名前は知られていた。寒河江市さくらんぼは365日の内、たった30日の間だけ。年間通して観光農業を作りたいと、昭和59年行政・農協・生産者が一体となって「寒河江市周年観光農業推進協議会」を設立。異業種との連携にいたるまでの歩み。
その事業展開、必要性・・・のポイントは!メリットは!
■観光農業には
≪ 体験 = 体感 ≫ ≪ 感動 = ドラマ ≫
↓
「 喜び 」「 笑い 」「 満足 」「 納得 」
↓
【 得した感覚 】
‖
【 顧 客 満 足 】
〔条件〕
@本物 A安全・安心 B遊びの心 C季節感
D人づくり(土づくり・樹作り・実づくり) E地産地消(旬産旬消)
〔地域おこしに必要なこと〕
◎感動のドラマ
◎スピードある決断と実行
◎リーダーの育成、人材を『人財』へ
〔観光農業の極意〕
〜 など90分 〜
≪ パネルディスカッション ≫
『地産地消とブランド化の実現に向けて』
由布市の基幹産業である農業・商工・観光の3つの連携に取り組むことで、地産地消と特産品のブランド化を目指し、地域をより暮らしやすく住みやすい魅力的な場所にするために、みなさん一人ひとりのアイデアや協力でのシンポジウムで、これからの取り組みをそれぞれの産業に携わる担い手の方々と意見交換が行われ、由布市が目指すべき方向はどこなのか一緒に考え話し合いながら、取り組みの目的共有に向けて・・・
【コーディネーター】
大分大学 経済学部教授 松隈久昭氏
【パネリスト】
観光農業カリスマ 工藤順一さん
農業生産者代表 江藤国子さん
商工会代表 佐藤達矢さん
観光協会代表 桑野和泉さん
旅館代表 太田慎太郎さん
特産品直売所代表 川上克明さん
行政代表 農政課長 志柿正蔵さん
≪ 施策説明 ≫
『地産地消・ブランド化への取り組み』
由布市産業建設部 農政課主幹 首藤啓治さん
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参集には、農業者・農業団体・商工観光関係者・一般市民等、173名が拝聴されました。
2011.03.01:観光カリスマ/工藤順一
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