観光農業のカリスマ 工藤順一

▼山形間税会 事務局 山口正昭さん

(平成20年6月12日 山形間税会通常総会記念講演会)

講演お礼

 薄暑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。先日は講演いただきまして誠にありがとうございました。
 30年にわたる観光農業成功と観光商品の開発の秘訣を話され、4月1日より現在再建取組んでいらっしゃる「碁点温泉・クアハウス碁点」の現況とやっている事の講演の中で、置き換えれば何かが問われる気がいたしました。
 なぜ赤字か。大方が地元の日帰り客でお客とコミュニケーションが無く、挨拶一声なく会話が成立しなかった。表示が不親切でレストラン、トイレ、駐車場がどこにあるのか、1つ饅頭を売るにしても、付加価値をつけていないでお客から「高い」と言われている。
 今どんな事に取組んでいるか。お出迎え、お見送り、必ず一声かけるを徹底、料理した人が料理の説明、表示を大きくし、宿泊や食事などのパック商品を再構築し、値ごろ感(お得)を演出。
 しかし、さすが観光カリスマ、付加価値の発想。お客様から高いと言われた場合値引きを考えるが、カリスマは付加価値が足りないと考える、ここが決定的に違い、ではいかにその商品や企画に付加価値をつけられるかを真剣に考え、アイデアを出す。そして、いろいろな障害(組織内、規制、役所)を乗り越え実現にたどり着く。
 私なりに「発想の転換=経営感覚=スピード」と理解し感動いたしました。企画いたしました事務局として大成功に終了いたしたことに感謝申し上げ、先生も全国の地域興しにご活躍されることを祈念いたしまして、雑文ですがご講演お礼とさせていただきます。 敬具

山形間税会 事務局 山口正昭
2008.06.29:観光カリスマ/工藤順一

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