米っ粉クラブ

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9月22日新庄市民プラザにて、やまがた米っ粉クラブの
第1回「米粉料理教室」が開かれました。

連休のお忙しい中、地元新庄の皆さんはもとより、
遠くは上山市・天童市からもご参加をいただきました。

先生は新庄のイタリアンレストラン・パパクチーナの佐藤シェフ。
きょうは地元野菜を使った米粉のイタリアン料理3品を教えてくださいます。



シェフの紹介とごあいさつを経て、さっそくデモンストレーション
開始です!



最初に「米粉とじゃがいものニョッキ〜トマトクリームソース〜」から。
ニョッキの名前の由来や作り方のコツなどを聞きながら、ニョッキを練って
棒状に伸ばしていきます。

ニョッキの形を作るためグルテンの代わりに強力粉を足します。
米粉は地元新庄の米香房Gratia*sさんのさわのはなを使用しました。
ご本人も教室に参加くださり、油の吸収が抑えられヘルシーな米粉の特徴
など生産者からのお話も聞くことができました。



食べやすい大きさにカットしたニョッキをボイルします。
2分くらいすると透明になり浮いてくるのがちょうどよいサインです。



ニョッキが茹であがりました。軽く水でしめるのは、グルテンを流すため
なのだそうです。透きとおってますね〜美味しそう。



フライパンでトマトソースを温めながらニョッキ、生クリーム、塩、
こしょうを合わせていきます。よい香りがしてきましたよ。



米粉とじゃがいものニョッキ〜トマトクリームソース〜完成しました!



続いて「玄米と地元野菜のコロッケ」を作ります。
ライスコロッケはイタリア語。スペイン語では「アランチー二」。
雑学を言いながら調理するシェフ。



華麗な手の動きに参加者の皆さんも見入っていますね。



地元野菜が色とりどりに並んで、調味料も揃っています。
イタリア料理は、たくさんの食材が必要です。
ちょっとした移動厨房ですね。



コロッケを作っている合間に、湯むきしたトマトでソースを作ります。



新鮮なレモン汁を入れて、バージンオイルやバジルと合わせたソースが完成。
冷製パスタのソースにもなるそうですよ。



しばし和やかなムードで、なすのフリットを揚げています。



卵を忘れてきて買いに行くというハプニングもあり、揚げるのをちょっと
お休みしていたライスコロッケも、次に揚げますよ。



ライスコロッケを揚げているうちに、シェフは野菜フリット4種類を
バランスよく盛りつけています。



続いてライスコロッケ。ソースをかけるセンス、ルッコラを乗せて…
さすがプロの盛りつけです。彩りがきれいで美味しそうですね。



さてシェフのデモンストレーションも終わり、さっそく参加者の皆さんが
調理開始です。まずは蒸しあがったじゃがいもの皮むきからはじまりました。



シェフが各テーブルを回り、アドバイスを受けながら調理していきます。



親子で参加してくれた方もいますね。上手に切れるかな?



ニョッキの硬さをシェフと確かめながら、練り直し。
米粉とじゃがいもだけでは崩れやすく、強力粉で調整しながら。
今回の過程でいちばん重要なところのようです。



トマトソースのニョッキを調理中。
生クリーム・塩・コショウで味付け、シェフが味を確かめながら
見てくださっています。



各テーブルで、できたグループから盛りつけも開始です。



テーブルごとに個性が違います。きれいに盛りつけられていますね。



皆さん揃ったので「いただきます!」



見た目も味も、本格的な米粉イタリアンメニューです!



最後に、余った玄米でシェフがリゾットを
作ってくださいました。ここにある材料だけで作るカルボナーラのリゾット
です。

卵と生クリームにパルメザンチーズをたっぷり入れて、普通のカルボナーラ
のようにチーズの濃厚な味わいです。パルメザンチーズだけでもこんな濃厚な
味になるんだと皆さん口々に美味しい〜の声が聞こえてきました。

最後までサービス精神いっぱいの佐藤シェフ、ありがとうございました。

参加者の皆さんからも「楽しかった」「これなら家でも作れます」
「米粉の使い方がわかってよかった」などのうれしい感想が聞けました。

ぜひこれからもご家庭で、気軽に米粉を使った料理を作ってみてくださいね。


「米粉とじゃがいものニョッキ〜トマトクリームソース〜」レシピは→こちら

「玄米と地元野菜のコロッケ〜イタリア風〜」レシピは→こちら

「米粉の野菜フリット」レシピは→こちら


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