小麦粉には、用途(グルテン含有率)に応じた「薄力粉」、「中力粉」、「強力粉」の基準がありますが、米粉にはその基準がなく、どの米粉がどういうものを作るのに向いているかが分かりづらくなっていました。
そこで、消費者がより米粉を使いやすくなるように、農林水産省より「米粉の用途別基準」が発表(平成29年3月)されました。
この基準は、アミロース含有率に応じ「1番(菓子・料理用)」、「2番(パン用)」、「3番(麺用)」に米粉の表示を分類し、用途に適した米粉を選択できるようにするものです。
また、同年3月「ノングルテン米粉表示」に関するガイドラインも発表されました。これは、グルテン含有量が1ppm以下という厳しい基準を満たした米粉に関し、「ノングルテン米粉」と表示することが可能となり、セリアック病等により世界のグルテンを取れない方々に対し高い安心感を提供し、日本産米粉をPRするものです。
なお、詳細は以下の資料(PDF)又は農林水産省ホームページをご覧ください。
「米粉の用途別基準・ノングルテン表示」
http://f.tukiyama.jp/komeko/p/20170821youtobetukijun.pdf
「農林水産省ホームページ」
http://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/komeko/