大東住宅株式会社/熊谷光貴

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前回コンクリートの硬化について載せましたが、
今回は、鉄筋コンクリートについてのお話です。

建築ではコンクリート単体で用いるのではなく、鉄筋と組み合わせて鉄筋コンクリートとして、用います。

鉄筋コンクリートとは鉄筋とコンクリートで構成される構造体ですが、
この二者、相性がすごく良いのです。

まず、コンクリートはアルカリ性で鉄筋の錆を防止します。
コンクリート打設前の鉄筋で赤く錆びているのがよく見受けられますが、その部分は不動態被膜(非常に薄い耐食性のある膜)が無いと判断されますが、コンクリートの強アルカリにより失われた不動態被膜が再生されるためにコンクリートが鉄筋を錆から守ってくれます。

又、鉄筋コンクリートの構造体に応力が作用した時に、コンクリートと鉄筋の付着(くっ付きあう事)が良く、線膨張係数(温度変化に伴う伸び)が同じだから力が作用した際にも上手く力を伝達できるという訳なのです。

まるで夫婦のようですね。

2009.07.30:koji-kuma:count(426):[メモ/熊谷 光貴/レポート集]
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