大東住宅株式会社/熊谷光貴

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今日も暑い一日でした。
この暑い夏を日射熱から守ってくれるのが断熱材です。
当社の建物は押出法ポリスチレンフォームと言う断熱材を使用しておりますが
下記に簡単に断熱材の違いをご紹介いたします。
家を建てる際は吟味したい部分です。
涼しい夏になるか暑い夏になるかは、断熱材の種類、工法によってまったく変わってきますよ。

繊維系断熱材
グラスウール系
 グラスウールはガラスを繊維状にしたものです。
 長所は、性能の割りに安い、燃えない、扱いやすい、音を吸収するなどです。
 短所は、空気や水を通すため、施工内容や、建築構造によって吸水により性能低 下や、断熱内結露が心配なこと、が挙げれます。
ロックウール系
 ロックウールは岩などを繊維状にした断熱材です 性能はグラスウールより良い。長    所、短所もほぼ同程度。

プラスチック系断熱材
押出法ポリスチレンフォーム 
 当社の外断熱工法に使用している断熱材は、この種類にはいります。
 発泡プラスチック系断熱材の中ではもっとも普及率が高い。
 外見は、断熱材のみで出来ていて、小さな気泡が独立しているため、断熱内結露 の心配はありません。
 長所は、吸水率が低いこと、燃焼はするが、自己消火性を持っていますので、シア ン系ガスは出ない点、グラスウール、ロッククウールに比べ優れた断熱性能


ビーズ法ポリスチレンフォーム
 発泡スチロールや、EPSとも呼ばれています。燃焼時のシアン系ガスや断熱内結露の心配は ありませんが、同じポリスチレン系でも、押出法に比べ、吸水率や熱伝導率も高めに なります。
 押出法ポリスチレンと同じ断熱性能を要求すると厚みを要す。

硬質ウレタンフォーム
 押出ポリスチレンより熱伝導率が低く
 断熱内結露の心配はありません。ただ、燃焼時に猛毒のシアン系ガスが発生する。
フェノールフォーム
 フェノール系の特徴はやはり火に強いと言うことでしょう。また燃焼時のシアン系ガスが
出ないことや一酸化炭素発生量も少ないという特徴も持っています。
 吸水性の高いので性能低下がある。

2009.07.17:koji-kuma:count(354):[メモ/熊谷 光貴/レポート集]
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