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2学期ウォームアップ

  • 2学期ウォームアップ

夏休み明け、青い空と、

 大きいひまわりと、

 温かい言葉たちが、こぐわっ子たちを出迎えてくれました。

 また、生まれ変わった図書室もみんなを待っていました。図書ボランティアの方々が、暑い中作業をして下さったのです。そのご家族の方が、おしゃれな本立ても作ってくださいました!ずっと、そこにいたくなる図書室になりました。これを見た時、胸がいっぱいになりました。心から感謝いたします。

 リモートの始業式では、代表のこぐわっ子が2学期がんばることを堂々と話してくれました。いい顔です!

 6年教室に行くと、新聞のニュース発表とそれに対する質問と感想タイム。鋭いところをついてきます。

 2年生の教室は、「忍術がくえんの教え」について確認していました。ほかの学年も、夏休みの宿題を出したり、楽しかったことを発表したり、いよいよ2学期が始まるぞ!といういきごみが伝わる時間でした。

 これから充実の2学期、たくさんのことが展開されます。夏休み明けのウォーミングアップ、充分にできたかな?

2022.08.19:koguwasho:[日日是好日]

蚕桑小学校平和宣言

  • 蚕桑小学校平和宣言

 

 蚕桑小学校のある夏休みの朝、5年生の朝顔がきれいに咲き、4年生のゴーヤはおいしそうに実を実らせていました。

 こぐわっ子にとって、楽しい夏休みが終わり、今日から2学期。始業式で、こんな話をしました。

 何の写真でしょう?

                  ↓

                  ↓

です。

 この後、彼は、きゅっと口を結び、弟の火葬をじっと見つめ、やがてどこかへ消えていったそうです。

なぜこんなことがあったのでしょうか。

戦争の悲惨さは、言葉では言い尽くせないことは、誰しもが知っている。なのになぜ、

戦争は、終わらないのでしょうか。このすばらしい文明が咲き誇っている今。

 本当は、今日体育館で全校生に問いたかったことです。残念ながら、リモートになってしまったので、こぐわっ子の意見を聞くことはできませんでした。そして、次の話をしました。

 この夏、初めてこの方の事を知りました。アンネ・フランク(アンネの日記の作者)と同じようにずっとナチスドイツから逃れ続け、生き残った方です。家族は殺され、隠れている間もきっと生きた心地はしなかったことでしょう。アーロンさんの言葉を紹介します。

訳すと次のようなことでしょうか。

 しかし、今も戦争は続いています。心が痛いです。アーロンさんの次の言葉をご覧ください。

 ああ、そうか。この言葉を紹介してただいた時に、今すぐ私たちにできることがあるのだ!そう思いました。また、8月6日に、広島市長の松井さんが、次のように述べました。

 ああ、そうか。教室で、体育館で、グラウンドでもできることがある。

 そう、7月にこぐわっ子が書いたこの言葉を実現すればよいのです。自分も他の人も幸せでいること。ちくちく言葉を使わない、ふわふわ言葉でいっぱいにする。みんなできることです。

 一人ひとりの花を、より美しくしよう。より濃くしよう。毎日を、こぐわっ子みんなが楽しく明るく精いっぱい過ごす!

 蚕桑小学校の平和宣言。

 目の前の子ども誰一人、悲しい思いをさせたくない、そう思います。

 

2022.08.19:koguwasho:[日日是好日]

原爆投下の日、終戦記念日のある夏休み

 夏休みに入り、2回目の日曜日。こぐわっ子たちは、ご家族とどこかへ出かけているのでしょうか。

 

 今週の3日は、様々なところで大きな爪痕を残した豪雨となりました。被害を受けた皆様には、1日も早い復興・復旧をお祈りいたします。

 

 さて、昨日は8月6日。77年前のこの日、原爆で本当に多くの方々の命が、幸せが、一瞬にして失われました。毎年、原爆に関する報道を見たり、新聞記事を読んだりするだけでも、心が痛みます。ただただ、犠牲者の方々に手を合わせるばかりです。

 

 夏休み前のある時間、6年生の教室に行く機会がありました。黒板に、8/6, 8/9, 8/15と書きました。

 「何か気づいた人?」この問いに、誰の手も上がりませんでした。

 確かに、歴史の授業は、まだここまで進んでいません。でも、戦争については、毎年TVで流れるし、新聞にも大きく載ります。77年という歳月が、このような実態を生み出しているのでしょうか。

 「夏休みに、原爆投下の日と終戦記念日があることが、日本の子どもに戦争について考えさせる機会を奪っているのかなあ。」ある社会科教員の言葉が、よみがえりました。 

 話を続ける中で、「いま世界の中で抗争・紛争等があるけれど、もし日本も戦争をするとなったら、戦うのはここにいる私たちなんだよ。」

 話しながら、ぞっとする自分がいました。子供たちは、一瞬動きを止めました。これから世界はどうなっていくのか、そう考える時、本当に恐ろしくなります。無力さに打ちひしがれる自分もいます。

 

 今日あらためて、広島市長の平和宣言全文と岸田首相あいさつ全文、国連事務総長あいさつ要旨を読みました。こぐわっ子たちに話したいことがむくむくと湧き上がってきました。

 

 明後日は、長崎への原爆投下の日。15日は終戦記念日。もはや、日本では、78歳以上の方々しか戦争を語り継ぐ方々はいません。80を過ぎた自分の家族も、ひもじい思いをしたこと、親が戦争に行った事実しかわかりません。でも、私たちは、子供たちに平和の大切さ、当たり前の生活の大切さを語ることはできます。

 

 楽しい楽しい夏休み。でも、過去にあったことについて家族で語る時間、今の幸せなかけがえのない時間について語る時間を、とってみてくださいませんか?

 

 始業式、自分も平和について語りたいと考えています。

 

 

2022.08.07:koguwasho:[日日是好日]

夏休み初日のプール

  • 夏休み初日のプール

 明後日の町水泳大会に向けての強化練習。がんばれよ!

 みんな、来ました来ました!声が聞こえてきそうです。

 おっ、どっちが速かった!?

 「次、こうすっぺ!」「いいよ!」

 カラ―ン、カラ―ン・・!休憩タイム!みんな、さーっとプールサイドへ。事故なく、安全に楽しむのですよ!

2022.07.27:koguwasho:[日日是好日]

夏休み直前

  • 夏休み直前

 いつも通りに、花が飾られ、登校し、下駄箱掃除、夏休みの生活についての話・・・

 そして授業。

 ン?何をしている?

 だ る ま さ ん が こ ろ ん だ !

 この、平和な日々が愛おしいのですね。

2022.07.27:koguwasho:[日日是好日]